歌手故シン・ヘチョルの執刀医、21日に初裁判…争点は医療過失

歌手故シン・ヘチョルの執刀医、21日に初裁判…争点は医療過失

韓国歌手故シン・ヘチョル(享年46歳)の腸の手術を執刀していたソウルS病院のK院長に対する初裁判が来る21日に開かれる。

20日、関係者によるとソウル東部地裁は来る21日午後、業務上過失致死容疑で起訴されたK院長に対する最初の公判がおこなわれるという。今回の公判の主な争点は医療過失かどうかである。これに対する審理がおこなわれる予定だ。

検察は先立ってことし8月、K院長を業務上過失致死と業務上秘密漏えいで在宅起訴した。業務上過失致死と関連し、故シン・ヘチョルに胃腸管癒着剥離の手術をおこない、小腸と心膜に穴を発生させ、腹膜炎と敗血症を誘発した点、その後に発生した腹膜炎に対する適切な措置を取らなかった点、昨年10月22日、ソウル・アサン病院へ移す前まで特別な処置をせず、同月27日のシン・ヘチョルを死亡させたという点を挙げて、K院長を起訴した。

業務上秘密漏えい罪との関連では12月初旬に故シン・ヘチョル死亡事件と関連しインターネットに故シン・ヘチョルの過去手術歴及び関連写真などを任意で掲載した容疑で起訴したと明らかにした。

故シン・ヘチョルは昨年、腸狭窄手術から20日後の10月27日、低酸素虚血性脳損傷で死亡した。故人の妻ユン・ウォンヒ氏は腸狭窄手術をおこなったS病院の業務上過失の可能性を提起し、病院長であるK氏を相手に警察に告訴した。

WOW!korea提供

2015.10.20