これについて監督は「原作のとても膨大な分量の一部を映画にする時に発生した問題だ。すべてのキャラクターにバックグラウンドが存在するが、それを全部紹介するのが正しいのかという悩みがあった。紹介するタイミングもそうだし、予定している物語の分量の中には原作のバックグラウンドが登場するタイミングと違う部分がある」と述べた。
続いて「多くのキャラクターが長い剣を使用するが、視覚的にアクションを見せなければならない立場としては多様化させることがキャラクターを生かす上でいいのではないかというのが私の判断だった。特にイ・ジヘはチームとかけ離れたキャラクターなので、それを一緒にすることは出来ず、最もドラマチックな瞬間に爆発させる装置は何か、悩みに悩んで下した決定だった」と付け加えた。
監督は「原作を愛しているファンが予告編やスチールを見て心配しているのはよく分かっている。どうしてそうなったのかは映画を見れば十分納得してもらえると思う」と自信を見せた。
グローバルメガヒットを記録した同名の小説を原作とする「全知的な読者の視点から」は、7月23日に韓国で公開される。