「個別インタビュー」キム・シフ「グンソクさんとは深い話もした仲」、撮影秘話や恋愛観を語る!

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ドラマ「ラブレイン」で、チャン・グンソク扮するイナ(ジュン)の親友役を好演し、映画「サニー 永遠の仲間たち」「マイウェイ 12000キロの真実」で安定した演技力を披露、最近では映画「少女」に主演し、映画界からも注目されているキム・シフ。

韓国では2003年に放送されたドラマ「四捨五入」でデビュー。イ・ヨンエ主演映画「親切なクムジャさん」など数々のドラマや映画に出演し、すでに10年のキャリアを持つ俳優だが、日本では「ラブレイン」で人気に火が付き、2012年から本格的に活動をスタート。公式ファンクラブが設立され、今年はファンミーティング開催や「テレビでハングル講座」(NHK Eテイ)のスキットにも登場。そして、来年3月には東京・新大久保で行われる「新大久保ドラマ&映画祭」の広報大使にも任命され、ますます活躍が期待されているキム・シフが、2度目のファンミーティング「Si-Hoo’s Café vol.2」の開催を翌日に控えた12月27日(金)、忙しい合間をぬって、インタビューに応じてくれた。

さわやかな笑顔で現れたキム・シフは、相次ぐ取材にもかかわらず、疲れた表情を全く見せず、終始にこやかに「ラブレイン」撮影時の秘話、俳優としての覚悟、そしてプライベートな話までをじっくり語った。

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Q日本公式ファンクラブの設立から1年が経ち、ファンミーティングも2度目の開催となりますが、日本での活動を振り返り、ファンにはどのような思いを持っていますか?

いつも応援してくれて、待ってくれて愛してくださるので、とても感謝の気持ちが大きいです。だから、それに応えるため、もっと多くの作品でいい姿をお見せしたいのに、なかなかそうすることができず、申し訳ない思いもあるので、日本に来るときはしっかり準備をして来るんですが、緊張してしまい、うまくいかないこともありますね。それでも、ファンの皆さんがいつも歓迎してくださるので、本当に感謝しています。

 

Q明日のファンミーティングのために、何か準備していることがあれば教えてください。

ファンの皆さんと親しくなれるようなイベントや、距離感が近くなる、一緒に楽しめるものを準備しました。歌は好きなんですが、あまりうまくないんですよ(笑)。でも、今回もやろうということになり、いい歌をお聴かせするため、一生懸命準備しました。真心を込めて歌おうと思っています。

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Qキム・シフさんは「ラブレイン」をきっかけに、日本でも注目されるようになりましたが、キム・シフさんにとって「ラブレイン」はどんなドラマとなりましたか?
僕にとってはありがたい作品です。「ラブレイン」を通じて、日本で活動することができるようになり、本当にありがたいと感じています。

Qキム・シフさんが演じた、1970年代のプレイボーイのイ・ドンウクと、2012年の温厚でやさしい好青年のイ・ソノ、ご自身と似ているのはどちらですか?

ソノですね。誰かと話を交わしたり、誰かの話を聞いてあげたり、悩み相談を受けるのが好きなので、そういう部分が似ていると思います。親しい人たちが、僕に悩みを打ち明けてくることが多いんですよ。僕はその人の立場になって真剣に考え、理解してあげながら、それについてアドバイスをするので、僕に相談した人たちは喜んでくれています。お互いに真心が通じ合って、関係がさらによくなっていると思いますね。

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Qどんな悩み相談が多いんですか?

いろいろありますよ。もちろん、恋愛相談も。実は僕、しばらく恋愛をしていないんですが、相談だけは多いんですよ(笑)。第3者だからこそ分かることもあって、恋愛だけでなく、人生の悩みも相談を受けたりしますね。

Q恋愛面においては、イ・ドンウクとイ・ソノ、どちらがご自身と似ていますか?
やはり、ソノとの共通点が多いです。その人を愛していても、友情も大事だと思うんですよ。先に、ジュンとハナ(少女時代ユナ)が恋愛を始めたので、それを見守るしかない、という愛し方が似ていると思います。でも、本当に愛していて、その人がいないと死ぬかもしれない、と思ったら、ドンウクのように奪うかもしれませんね(笑)。

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Q実際には、どんな女性が好きですか?
やさしくて愛嬌があって、明るくて、一緒にいると幸せで、一緒に笑い合える方がいいです。あとは、第一印象が大事ですね。ドラマのように、初めて会った瞬間、言葉では説明できない感覚というか、強く惹かれて、興味がそそられて、頭から離れないという人。

Q今まで、そういう女性はいらっしゃったんですか?
初恋の人がそうでした。僕が17歳ぐらいのころだったと思うんですが、初めて会った瞬間、そういう感情になりました。そして、嘘みたいに、相手もそういう気持ちだったんですよ。それなのに、お互い気持ちを表現できないまま、そのことを後になって知りました…。

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Q「ラブレイン」の撮影現場で、印象に残っているチャン・グンソクさんとの思い出はありますか

すべてが思い出ですが、チャン・グンソクはユニークで、ムードメーカーだったので、撮影現場でもリーダーシップを発揮していました。1970年代の撮影で、ギターを弾くシーンがあったんですが、空き時間に大学のキャンパスで、グンソクさんとソ・イングクさんと僕の3人で、歌を歌ったり、自分たちで曲を作ったりした思い出がありますね。イングクさんがギターを弾きながら、インスピレーションを受けて、作曲した曲があるんですが、そのときの曲がたぶんドラマのOSTに入っていると思います。

Q今でもチャン・グンソクさんとは連絡を取り合っているんですか?
そうですね。グンソクさんだけではなく、イングクさんもそうです。楽しかった思い出が多かったし、深い話もした仲なので、頻繁ではありませんが、たまに連絡を取り合ったりしています。

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Q「ラブレイン」はユン・ソクホ監督の演出も話題となりましたが、ユン監督と仕事をしてみてどうでしたか?

まず、監督が僕をキャスティングしてくださったことに、すごく感謝しました。というのも、僕が子どものころに見ていた好きなドラマ「秋の童話」「冬のソナタ」の監督だったので、一緒に仕事をするということ自体、光栄でしたし、すごくうれしかったです。それから、撮影ではドンウクというキャラクターを演じるにあたって、監督にいろいろ助けていただきました。1970年代というのがどういう時代だったのか、僕はまだ生まれていなかったので、当時流行した音楽、ギャグなどをいろいろ教えていただき、役作りの参考にしました。演技指導というのは特にありませんでしたが、キャラクターの方向性についての話はいろいろありましたね。もっとカサノバに見えるようにとか、もっと強い感じを出すようにということを監督は望まれていました。

Qデビューして10年となりますが、今後どんな俳優になりたいですか?

10年経ちましたが、今からがスタートだと思っています。今から一つ一つ、少しずつ進んでいきたいです。そうすれば、「あの人が出演するなら見なくちゃ」と思われるぐらい、皆さんに認められ、俳優として確固たる地位を築くことができると思うんです。そして、常に努力してベストを尽くし、初心を忘れずにやっていきたいですね。

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Qロールモデルにしている先輩俳優はいますか?

特には…。皆さん、素晴らしい方々ばかりで、学ぶ点が多いんですが、自分らしい、自分だけのキャラクターを演じたいという思いがあるので。ロマンスでもスリラーでも、いろいろ演じこなせる俳優になりたいです。

Qさまざまな活動で忙しいと思いますが、ストレス解消法は?

家で映画を見ること。難しい映画、考えさせられる映画、余韻を残す映画をよく見ますね。そうすると、映画に集中できて、ストレスや悩みが吹き飛ぶんですよ(笑)。

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Q今回も仕事での来日ですが、自由な時間があったら、何をしたいですか?

本当は今回も、仕事が終わったら、一人で旅行をしたいと思っていたんです。大阪、京都、九州へ行きたいなと。でも、残念ながらスケジュールの都合で、実現できそうにないので、機会があったら次は、ぜひ一人で旅行に行って、街をぶらついたり、おいしいものを食べたりしたいですね。

 

Q来年の日本での活動計画を教えてください。

ひとまず、「新大久保ドラマ&映画祭」の広報大使として、いろいろな活動をすると思います。一生懸命頑張って、いろいろな一面をお見せしていきたいです!

 

短いインタビュー時間にもかかわらず、真摯に、そして的確に答えてくれる姿が、やはりキャリア10年の俳優だということを改めて実感させられた。俳優としても脂が乗っている時期といえるが、10年経った今からがスタートだと話すキム・シフ。芝居に貪欲に、そして謙虚な姿勢を見せるキム・シフのさらなる躍進が始まる!

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取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

『ラブレイン〈劇場ver.〉運命の恋』キム・シフトークショー付きスペシャル上映会

12月28日(土)東京・浅草橋 HULIC HALL にて13時より開催。

 

『Kim Si Hoo Fan Meeting in Japan Si-Hoo’s  Cafe vol.2』

同日、同会場にて17時より開催。

 

キム・シフ ジャパンオフィシャルサイト http://kimsihoo.com/index.ht

2013.12.27