また、時代劇にファンタジーの要素が加わったジャンルであるドラマ「鬼宮」のためにそれぞれ準備したことについても明らかにした。ユク・ソンジェは「初めて試みる時代劇だが、ファンタジーが加わるので剣や武器を利用したアクションシーンがかなり多かった。空を分かつ刀や竜巻を起こすようなアクションシーンもあったが、とても難しく感じた。現場で監督といろいろなアイデアをやり取りしながら完成していった。私がするものがそのまま私たちのドラマの答えになるので、自信を持って私が感じたように演技した」と語った。続いてキム・ジヨンは「私はチョ・ジフン、ユン・ミヨン先生など専門家の方々の諮問を受けた。先生がお祓いをされるのも直接見て、先生が推薦される映画や本も参考にし、ヨリというキャラクターを私の中に作り上げるために努力した」と話し、俳優として激しく研究を重ねた姿を見せた。
また、同僚俳優である以前に16年来の友人であるふたりは、同じドラマの主人公として出会うことになった感想を尋ねるとキム・ジヨンは「初めは、果たしてこの人を前にしてうまく感情を表現できるかと多少心配したが、最初の撮影をしたときからとても気が楽だった。現場で『私、今大丈夫だった?』などという話も気楽に話し合えたのでよかった」と話した。ユク・ソンジェも「私もその部分が一番気が楽だった。おそらくそんな面でふたりの間に演技的な相乗効果が出たのではないかと思ったりする(笑)」としながら、頼もしいい姿も見せた。
また、「ジヨンはどんなジャンルでも全て自分のものとして吸収するので本当に良い俳優になると思う。まだすべてのジャンルに出会えてないだけで、結局は最終的に進化できる、そんな俳優」と称賛を惜しまなかった。キム・ジヨンは「ソンジェは優れた能力を持つ俳優だ。何をしてもうまいという感じ?現場で毎日監督とソンジェが本当にうまいという話をしたりした。その能力がうらやましい」として、俳優として友人としてお互いを頼り、尊敬する姿を見せ。
最後に「鬼宮」を視聴者に披露しながら、夢見てきた希望について伝えた。ユク・ソンジェは「後悔なく熾烈に撮影した作品なので、どのように見られるのかとても緊張する。私はいつも先走りするスタイルなので、一番上手く行った時を想像しながら過ごしている。『この作品が本当にうまくいったら何からしようか?』と、こういうふうに考える(笑)」と笑った。キム・ジヨンは「みんなが苦労したので、視聴者の心の中に長く記憶されるドラマがもうひとつ誕生してほしい」という希望を明らかにした。