エスンとクムミョンとして簡単ではない1人2役の演技に挑むようになったIUは「作家が『1人2役で2人1役を引き受けなければならない』と言われたが、私の心臓を高鳴らせるミッションだった。難しく心配でなかったといったら嘘だが、シナリオをとても固く信じていたし、キム・ウォンソク監督だと聞いた時は、さらにひとりだけの孤独な作業にはならないだろうと、とても信じることができた」として「作業期間が長く、大変でもあった。繊細で妥協をしない監督だけの基準がある方なので、苦労がなかった言えば嘘になるが、『おつかれさま』を撮影する1年間、最大のやりがいがあった」と語った。
パク・ボゴム(青年ヤ・グァンシク役)とは最高のコンビで感嘆を誘った。IUは「ボゴムさんとは10代の頃から縁があった。たまにあいさつするくらいの友人だったが、ちゃんと1年間四季を過ごして感嘆した部分が本当に多かった。誇らしい仲間だったし、同い年なのに、私よりずっと大人っぽくて真剣で、体力的な忍耐力もとても良く、人々に気遣う優しさも、私とは比較にならないほど尊敬したいほどボゴムさんはすごく誇らしい仲間だった。そして私もそんな性格のボゴムさんがグァンシクを引き受けてくれたからシンジーが良かった」と話した。
続いて「目を見るともっと集中できるようになり、カットが出てもグァンシクのようで、善良で深くて真面目な姿で現場にいるので反省もしたし、学びたいという思いがいつにもまして強かった。1年という時間が過ぎてPR活動をする時に会ってまた驚いた。現場で感嘆したのが全てではなかった。また違った魅力を感じたし、PRに熱意を見せてくれた。『グッドボーイ』という作品を撮っているのに熱意を見せてくれて、私には良い刺激になった。ボゴムさんがしようということは無条件にするほど信頼できるパートナーだったし、ありがたかった」と付け加えた。