【独自インタビュー】「ミスタートロット3」出演の“海士”トロット歌手コ・ジョンウ、「小さい頃から演歌が好きなのでぜひ日本で」

Q. ご本人の曲を今回発表されるとのことですが、ご紹介お願いします。

今回発表する曲はリメイク曲です。日本でも有名なナ・フナ先生の「運勢」という曲を作曲されたチョン・ギョンチョン先生とチ・ミョンギル作詞家さんに許可をいただいて、私がとてもありがたくも曲をいただくことになりました。でも、この曲のエピソードがあるんですが、私が幼い頃からその歌が好きだったんです。「運勢」という曲をいつも歌いたいと思っていました。一人で必ずこの曲を歌うんだと言っていたんですが、言い続けてみたら通じたようです。

チョン・ギョンジュン先生と縁があって、私にとっては音楽については本当にお父さんのような方なんです。私のデビュー曲を作詞・作曲をしてくださり、私が「運勢」という曲をあまりにもやりたいとお願いした時に許可をしていただけることになり、光栄にもレコーディングして発表をすることになり、とても感謝しています。

Q. ファンサイトの名前が「オヤドゥンドゥン」ですが、会員は何人で、公演会場ごとに必ず参加される熱烈なファンは何人ぐらいですか。ファンに伝えたいメッセージもお願いします。またファンの間での愛称は何ですか?一番記憶に残るファンはいますか?

一番記憶に残るファンはあまりにも多いですが、キムジェ(金堤)に住んでいる方で、78歳くらいになりました。公演会場で私を見るために来られたんですが、花束と手紙を渡そうと急いで来られた時に転んだんです。そのおばあさんがまた、一緒に暮らしていただんなさんがお亡くなりになり、娘さんがガンになってつらい時に私を見てとても癒されたと言って、ただ孫のようだと喜んでくれたんです。私の祖母のようでとても記憶に残っています。

そして2014年にKBSの「人間劇場」に出演し、祖母と一緒に暮らしながらウルサン(蔚山)の刺身店でアルバイトをしていた時ですが、日本から3人が来られたのです。在日韓国人だったんですが、日本で番組を見てとても感銘を受けたと私に会うためにわざわざ蔚山に来られたんです。幼い時だったので名前は覚えていませんが、日本からいらっしゃった最初のファンなので記憶に残っています。

また日本について特別な思い出があります。 蔚山が工業都市なので、日本で事業をしている方がいらっしゃった時、刺身店の社長に歌うよう言われて、私が好きだった都はるみさんの「大阪しぐれ」を日本語で歌いました。男の子がそれも小さな子が日本語で歌うので、日本の人たちから大きな拍手をもらいました。その時にチップももらって「応援するよ」と日本語で言ってくれました。


Q. BTNの番組にも出演されたと聞いていますが、何かきっかけはありますか?ミュージカル「シッダールタ」にも出演されましたが、きっかけと感想はいかがでしたか?

私は仏教信者です。芸能人の伝法団に参加して熱心に活動しています。ミュージカル「シッダールタ」は知り合いのPDが推薦してくれて出演しましたが、演技の勉強にもなり、音楽的にも多くの成長ができました。そして仏教徒だと言っていますが、お釈迦様についてそんなに深く勉強していませんでした。でもミュージカルでセリフを一つ一つ覚えながら、どうやってこの重いセリフを観客に伝えようかと悩みました。

また、仏様の言葉をたくさん学びながら、私がそこで目覚めるようになった重要なきっかけがありました。ソウル公演をしていた時なんですが、第2幕で終わる頃に、私が向かい合っている観客席の一番後ろに仏様の形が見えたんです。

そして公演をしていたら、鳥肌が立って涙がポロポロ出てきたんです。「本当にたくさん学んだんだなあ」と思いました。お釈迦様が目に見えたというのが今でも鳥肌が立ちます。

私がこれから生きていく中で、多くの方に良い心と良い考えを歌で伝えなければならないということをたくさん学びました。私はこのミュージカルが私にとって多くの学びと成長をすることができる、そんなミュージカルでした。お金よりももっと貴重な勉強だったと思います。

Q. ユーチューブの活動が最近少ないのですが、理由がありますか?

はい、YouTubeを今休んでいるんですが、これからまた始めようと思っています。リニューアルして、YouTubeの活動もこれからは頑張ります。


Q. では、ことしの大事な計画は新曲発表の他に何かありますか?

新曲の発表以外に単独コンサートを考えています。それがことし最大の計画であり、多くの番組でも活動をする予定です。

Q. 日本進出の計画がありますか?ありましたら、いつごろを目標にしていますか?

実は日本に関係が深いんです。祖母は海女として日本の活動をしていて、曾祖父は日本で空手選手をしていました。そして祖父の異母弟は日本で洋装の技術を学んで帝国時代に韓国に来て洋装店をオープンしたんです。

小さい頃から演歌が好きで、今でも歌っています。機会があれば必ず日本に進出したいです。日本のファンとの出会いを期待しながら一生懸命準備します。

WOW!Korea提供

2025.03.25