「個別インタビュー」チョ・ジノ(PENTEGONジンホ)、イム・ギュヒョンなど「ファントムシンガー4」で結成「CREZL」、 仲良しトーク炸裂!「今みたいにケンカせずに仲良く過ごすことが大事」

Q みなさんが出会った時と今で印象が変わったメンバーはいますか?
(ギュヒョンがスインを見て)
キム・スイン:なんで僕のことを見るの?
イム・ギュヒョン:(笑)。出会った時と変わらないと思うけど。
チョ・ジノ:僕は逆だけで、スインは初めて出会った時は強そうな感じだった。
キム・スイン:そんな感じはしたね。
イム・ギュヒョン:あ、本当に最初の出会いってこと?
チョ・ジノ:2回目の初めてってあるの?(笑)
イム・ギュヒョン:そうじゃなくてー(笑)。
チョ・ジノ:僕はミュージカルスターのギュヒョンに出会う前からリスペクトしていたんですけど、こんなにもおバカさんだったとは(笑)。
メンバー一同:爆笑
チョ・ジノ:歌だけが上手かった(笑)。
イム・ギュヒョン:おバカなコンセプトだよー(笑)。家に帰ったらコーヒーを飲みながら英字新聞を読みます(笑)。
チョ・ジノ:ウソつき(笑)。
イム・ギュヒョン:(笑)。僕はスンミン。運動もしてダイエットもたくさんして外見的にものすごく変わったと思います。かっこよくなりました。
イ・スンミン:それは羨ましいってこと?
イム・ギュヒョン:そう(笑)。僕たちが出会ったのは、1年以上前になりますが、各自努力もして変化していったと思います。スンミンの昔の写真を見たら誰だかわからないくらい変わりました。
イ・スンミン:それは僕も認めます(笑)。
キム・スイン:かっこ悪かったんです(笑)。スンミンとはオーディション番組で同じチームだったんですけど、既婚者だと思ったんですよ(笑)。でも大学に通っているっていうから本当に驚きました。それから、ジノ兄さんは僕とチームでミッションをするときに初めて会ったのですが、「あー、だから芸能人なんだな」って思いました。オーラがあったんですよ。お人形さんみたいだし、芸能人だなって思いました。
イム・ギュヒョン:でも今は?
キム・スイン:近所のお兄さん(笑)。
メンバー一同:爆笑
キム・スイン:それからギュヒョン兄さんは大学が一緒なんですけど、年齢は上ですが大学の後輩です。だから、最初に会った時は年下の後輩だと思いました。見た目も童顔ですし。でも、僕より年上でした(笑)。
イム・ギュヒョン:ジノに最初に会った時は、楽屋に一人で下を向きながら椅子に座っている姿を見てちょっと近寄りがたい感じがしたんですけど・・・。
キム・スイン:氷の王子様でした。
チョ・ジノ:その時は人見知りで(笑)。
イム・ギュヒョン:でも、親しくなってからは本当に近所のお兄さんのようで。
キム・スイン:その時は冷たいイメージで、氷の王子様って感じだったけど、親しくなってからは情の深い温かみのある人だということがわかりました。

Q グループ名には「楽しい」という意味が込められていますが、グループ名にちなみ、最近楽しいと感じた出来事をおしえてください
キム・スイン:鹿児島とか指宿のような小さな街に行ったのですがとても美しくてとても楽しく過ごしました。ここ数年で一番楽しいと思った出来事です。
イム・ギュヒョン:僕は最近ミュージカルのオーディションを受けたのですが、とにかく楽しかったです。なんだか生きてるって感じがしました。何かを得るためには、常に成長し続けなければならないと思うんです。オーディションのために練習をしますし、最初は大変だと思いましたが、この前のオーディションは楽しむことができました。これからも続けたいと思っています。
キム・スイン:エンジェルは?
チョ・ジノ:僕はファンの皆さんに会うこと。
メンバー一同:おー、さすが(笑)。
チョ・ジノ:「エンジェルは?」って言うから(笑)。個人的な楽しみは、最近ゲームにハマっていて、ティアが上がったので楽しいです(笑)。どんどんランクが上がって楽しいし、頭を使うゲームなので達成感があって良いです。
イ・スンミン:僕はギュヒョン兄さんと似ていますが、最近オペラの練習をしています。CREZLの活動もありますが、伝統的な声楽を続けるというより、クロスオーバーな活動をたくさんやってきたので、従来の発声よりも少し細くなったような気がしていたんです。でも、オペラの練習を始めるようになってからは以前のような発声で出せるようになったので楽しさを感じました。

Q CREZLの今後の音楽の方向性についても教えてください。
チョ・ジノ:アルバムを出したのですが、ポップとチームならではのカラーが上手く合わさってできたと思うので、そういった方向性でもう少しレベルアップさせていければなと思っています。そうすることで、さらに音楽のカラーがはっきりしていくと思います。これからが楽しみです。

Q 今後やってみたいステージングはイメージしていますか?
チョ・ジノ:「HAKUNAMATA」の反応が良かったので、ポップはポップだけど、国楽をもっと活かせるような…。頭にはイメージがあるのですが、まだはっきりしていないので努力したいと思います。
イム・ギュヒョン:僕は生バンドのステージが良いなと思っています。
キム・スイン:最近ドラムをはじめたからやりたいだけじゃなくて?(笑)。
イム・ギュヒョン:そういうわけじゃなくて! クロスオーバーグループが全く違う感じの爽やかなバンド音楽をしたらいいんじゃないかなと思いました。
キム・スイン:この2人(イム・ギュヒョン、チョ・ジノ)はミュージカルをやっていますし、スインはオペラで僕は国楽をしているので、みんな“劇”をしているじゃないですか。なので、劇が入るクロスオーバーがあれば楽しいんじゃないかなって思いました。各自の個性を生かすようなステージをやってみたいです。
イ・スンミン:僕も劇のことは考えていました。
キム・スイン:なんでパクるの?(笑)。
イ・スンミン:パクったんじゃなくて、被っただけで僕はもう一つあります。僕たちはクロスオーバーグループですが、クロスオーバーの中で一番扱っているジャンルがイタリアの伝統的なベルカントなんです。それをポップな感じにしようといろいろと努力してきました。ジノ兄さんは声楽を学んでいて、テナーだけではなくカウンターテナーも上手いですし、ギュヒョン兄さんもテナーの発声もよく出ますし、スイン兄さんも中音域も出るので、声楽的なステージを見せられるような曲が一つあっても良いかなと思っています。


Q 今後、CREZLとして叶えたい夢はありますか?
キム・スイン:夢というより、今みたいにケンカなく仲良く過ごせれば良いなって思います。
イム・ギュヒョン:夢とか野望だけじゃダメで…。
キム・スイン:ちょっと静かにしてくれます?(笑)。
イム・ギュヒョン:こうやってすぐにケンカしてはいけません(笑)。
キム・スイン:夢を見ることは良いことだけど、夢のためにお互いに欲張って野心的な気持ちだけではいけないと思うんです。なので、今みたいに喧嘩せずに過ごしていけば、音楽的にも良くなるのではないかと思います。

Q 最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
チョ・ジノ:僕たちの音楽スタイルが皆さんの好みに合えば良いなと思います。僕たちの音楽はライブならではの良さもあるので、コンサートに来ることがあれば一緒に楽しんでもらえればと思います。

取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)

2025.03.11