また、「屏山書院のような場合は、特別な場合だ。ドラマの制作現場が本当に忙しくて、制作費もあまりなく、週52時間制により、本当に早く進行しなければならない状況で、それで実際にドラマの制作過程は本当に多くの事故の危険性を抱いているのが現実だ」と伝えた。
受信料も理由に含めた。ドラマセンター長は、「受信料がなく、あまり入ってこないせいか、ADもいない番組が多い。同ドラマにもADがおらず、現場にKBSの職員は1人しかいなかった。そのため、このようなことについて対処するに値するKBS職員がいない。加えて、フリーランサーたちがほとんどなので、このようなことについての意識がものすごく足りなかった」として、ガイドラインおよび外注スタッフを教育させるともした。
先立って先月2日、同ドラマで屏山書院を背景にした撮影が問題になった。建築家のミン・ソホン氏が屏山書院を訪れた際、スタッフたちがマンデル(晩対楼)の柱などに、釘を打っている姿を直接目撃し、物議を醸したからだ。
屏山書院は、ユネスコ世界遺産に登録された文化財で、KBSの撮影チームは計7か所に釘を打ち込んだ。
これにKBS側は、屏山書院を背景にした撮影シーンの全カットを決定した。被害状況についても、追って論議するとしたが、KBSドラマ制作陣の3名は文化財毀損の疑いで検察に送致された。
WOW!Korea提供