9月9日に日本2ndシングル「Can't say」を発売したVIXXが、「VIXX 2ndシングル発売記念SPECIAL STAGE ~びょるびっつ祭り~」を9月6日(日) グランキューブ大阪、9月11日(金) 東京国際フォーラム ホールAにて開催した。
(“びょるびっつ”とは、VIXXのファンSTARLIGHTの韓国語発音の日本語表記)
会場の照明が消えると、メンバーそれぞれのお茶目な姿や、セクシーな表情が、スクリーンに映し出され、メンバーを呼ぶファンの熱狂的な声があちこちから上がった。
青いペンライトで埋め尽くされた会場に「Error -Japanese Ver.-」のイントロが流れ、黒のインナーに金のジャケットで二階ステージからせり上がってきた6人。その登場を待ち構えていたファンからは黄色い歓声が上がり、はじめから、テンションはアップ!
次の「奇跡(Eternity)」では、セクシーなダンスに悲鳴にも似た歓喜の声が会場を埋め尽くし、三曲目の「呪いの人形」とコンセプチュアルアイドルの呼称に相応しい楽曲が続いた。
6人揃ってのあいさつの後、一人ずつ日本語であいさつ。
「二階席もよく見えますか?」とヒョギが、会場全体を盛り上げるべく、二階席の観客にも声をかけると、笑顔で大きく手を振る二階席のファン達に、会場は、温かい雰囲気に包まれた。
「皆さん、座って下さい」とリーダーのエンがファンを気遣い、トーク開始。
「VIXXtagram」と題されたコーナーでは、Instagramを模して、写真と説明が書かれており、その新しい発想にファンも興味津々。
ケンは「ミュージカル『チェス』があまりに早く終わってしまい、悲しくなり、泣いてる写真を撮ってみました」と自分の泣き顔写真を解説。
レオが「 僕の甥っ子のミンユルです。おりこうです」と解説すると「レオさんも、かわいい」というエン。
「かわいくない!」と拒否反応のレオに「僕がかわいいです」と自画自賛のエンは、自分の写真でも「『ジャングルの法則』(の時の写真)ジャングルだけど、顔大丈夫でしょ?」と自慢。するとケンから「大丈夫じゃない。ブラック!」と色黒のことをからかわれていた。
ホンビンは「歌手以外のMCしている僕です。この衣装、シースルーなんです。恥ずかしいなぁ」との言葉に、ファンは、写真に釘付け。
続くヒョギは「僕が出演した映画『捕まえたら生きる』の先輩達と撮った写真。それから、(2枚目は)ジムで運動してるところ。運動して先輩達を守ってあげようかな」とかわいいことを言うマンネ(グループ最年少)に「ありがとう!」と感謝の気持ちを伝える先輩達。
ラビ「LR(最近まで韓国で活動していたレオとラビのユニット)の活動中の写真。(カーテン?に、くるまる姿で)何も着てないです」と告白すると「きゃー!」というファンの声に「嘘です」と一言。同じポーズをしてみせるラビに妄想が止まらないファンは、大興奮。
盛り上がったコーナーが終わると「暗闇を照らせ」で再びライブへ。
青いペンライトが前後に揺れ、その軽快なリズムにファンは身を任せていた。
「傷つく準備ができてる」では、さすがファンクラブ限定イベント!韓国語でのかけ声もバッチリで、メンバーのテンションもアップしたまま次のゲームコーナーへ。
じゃんけんでケン、レオ、ホンビンチームとエン、ラビ、ヒョギの2つのチームに別れ、出された問題の言葉から連想されるポーズを3人同時にして、同じポーズなら、ワンポイントもらえるというゲーム。
まずは、ケン、レオ、ホンビンチームから。
最初の「赤ちゃん」では、ケンのカンニング疑惑が持ち上がるが「ロビク」(韓国の現代アート作家チャールズ・チャン氏がVIXXのためにデザインしたロボットのようなキャラクター)「アーチェリー」「チアリーダー」と進む連れ3人の息が合い、最後の問題「エビ」では、ステージに横になり、腰の曲がったエビを表現し「二階の皆さんのほうがよく見えますよね?」と二階席のOKの認証を受け、好成績のケン、レオ、ホンビンチーム。
それに対しエン、ラビ、ヒョギチームは、「キングコング」では、ラビが一人違うポーズだったが、「サイボーグ」「オートバイ」「星」「ケン」と出題されると、エンとどうしてもポーズが合わないことにヒョギが「ラビと二人のチームワークを目標にします」と決意表明。しかしすでに5問終わってしまったことに、がっかりしていると「もう一問ありますよ」とエンの無茶ぶりで、問題が出題され、最後「バットマン」で3人のポーズがキマると「エンチームの勝ちです~」と、どさくさにまぎれて勝利宣言するエン。
会場も拍手を送るが、次の瞬間ジョークと分かり、皆笑顔に。
罰ゲームでヒョギがコミカルなダンスと歌を披露しファンを楽しませると「この雰囲気で、かっこいい次の曲できるかな?」と心配するラビ。「僕たちはできるよ!」とエンの言葉を受け、日本1st シングルのカップリング曲「青春だって」を見事に歌いあげ、雰囲気をがらりと変えた。
「次の曲は、皆さんのために歌います」と甘い言葉から始まったラブソング「Love Letter -Japanese Ver.-」では、歌唱力抜群のケン、レオを中心に日本語の歌詞を、時に優しく、時に力強く歌い上げ、会場をうっとりさせた。
日本2ndシングル「Can’t say」のイントロ映像が映し出され、白を基調にした爽やかな衣装で6人が再登場。
「Can’t say」のミディアムテンポの曲調にのせ、一歩踏み出せずに、叶わなかった恋の切ない歌詞、スタンドマイクを使ったパフォーマンスに会場からは大きな歓声と拍手が送られ、満足げなメンバー達。
この新曲について、ラビは「今までの僕達とは、少し違います。抒情的な部分と明るい部分があり、新しい僕達の魅力をお見せできると思います」と述べ、ヒョギが「MVは屋外で撮ったので、夜になると照明で虫が寄って来た。虫が怖いラビさんは一生懸命ダンスの練習をしているのかと思ったら、虫を追い払っていただけだった」と暴露すると、ラビはその時の様子を再現して見せた。
「元々バンドサウンドが好き、この曲がバンドサウンドだから、すごく良いなと思いましたし、早く(皆さんに)聞かせたいと思いました」と語ったホンビン。
「いつももらってばかりですね。ありがとうございます」とメンバーからのファンへの感謝の言葉に続いて、「最後の曲」という声が響き、間髪入れず「別れの公式」「今日からキミは僕のもの」の二曲がスタート。
ステージの左右に伸びるサブステージまで使い、ファンの近くで、目を合わせて歌い踊り、ハートを飛ばすなどのファンサービスに、興奮して大きく揺れる会場。今日一番の盛り上がりをみせたまま、メンバーが退場したスクリーンには「Can’t say」のミュージックビデオが流れ、ファンは今までとは違う等身大の彼らの姿を楽しそうにみつめていた。
アンコールではTシャツに着替え「My Light」を歌い、エンドロールで、6人それぞれからファンSTARLIGHTへの映像メッセージがあり、これまでの感謝と「これからもよろしくね」という気持ちを十分表現し、最後は「いつまでも僕たちのそばでキラキラ輝いていてね」の言葉で締めくくられると、彼らに魅了され、興奮冷めやらぬまま会場を後にするファンの姿が多数見られた。
これまでコンセプチュアルアイドルとしてメイクや衣装を作りこみ活動してきたVIXXだが、新曲では自然体のメンバーの姿が新鮮に輝き、新たな魅力の発見に今後の楽曲、活動への期待が大きく膨らむ。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
■VIXX 2ndシングル「Can't say」
2015年9月9日リリース
CD収録内容(3形態共通)
1.Can’t say
2.迎えに行こう
3.Can’t say (Instrumental)
4.迎えに行こう(Instrumental)
◆初回限定盤A CD+DVD(MV+メイキング)
VUZJ-32 ¥1,944(税別)
※20Pブックレット
[封入特典] トレーディングカード(全6種のうちランダム1種)イベント参加券
◆初回限定盤B CD+DVD(VIXX LIVE FANTASIA in Japan [UTOPIA] 横浜アリーナ公演より「Sad Ending」「Time Machine」)
VUZJ-33 ¥1,944(税別)
※20Pブックレット
[封入特典] トレーディングカード(全6種のうちランダム1種) イベント参加券
◆通常盤 CDのみ
VUCJ-30010 ¥1,111(税別)
[初回封入特典] トレーディングカード(全3種のうちランダム1種)イベント参加券
■VIXX日本公式サイト:http://vixx.cjve.jp/
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