ミュージカル「梨泰院クラス」は、制作に参加した日本と韓国、アメリカ有数の創作スタッフでも関心を集めている。ミュージカルの歌詞と構成はミュージカル「ダーウィン・ヤングの悪の起源」など多数のヒット作を制作したイ・ヒジュン作家が、脚本は演劇はもちろん映画「かぐや姫の物語(共同脚本)」、「銀河鉄道の父」などを執筆した坂口理子が引き受けた。また、ニューヨークを拠点として活動し、アジア系女性としては初めてトニー賞の作曲賞にノミネートされた韓国系アメリカ人のレン・パクが音楽を引き受け、演出は読売演劇大賞で優秀演出家賞を受賞した小山ゆうなが引き受けた。
劇の中心であるパク・セロイ役の小瀧望は、今回のミュージカルのために髪の毛を短くカットしてパク・ロイの特徴であるヘアスタイルを再現した。原作者のクァンジン作家は「『梨泰院クラス』が公演に制作されるという話を聞いて嬉しかった。ドラマに続いてミュージカルに作られるのは初めてだし、大変楽しみだ」と感想を伝えた。続いて「小瀧望さんは有名だし、もともと知ってはいたが、実際に会ってみるとキャラクターとよく似合っていると確信した」として、「パク・セロイは真面目で正義感だけを持つ人物ではなく、逆境の中でも柔軟性やソフトさを持つ人物で、小瀧さんの新しい解釈で誕生する新鮮な何かを期待している」と話した。