9月26日(土)~27日(日)の2日間にわたり、「日韓交流おまつり2015 in Tokyo」が東京・日比谷公園で開催された。「日韓交流おまつり」は今年で7回目を迎える日韓文化交流イベント。今年は、日韓国交正常化50周年の節目の年でもあり「共に開こう 新たな未来を」をスローガンに、例年以上に次世代を担う若者を中心とした催しが目白押しだ。
27日(日)には韓国の人気アーティストによるK-POPコンサートが開催された。今年はTEENTOP、Davichi、Dal☆Shabet、Apeaceの4組が出演。
TEENTOP編
Dal☆Shabet編
トップバッターを務めたのは2011年デビューのセクシーでかわいい6人組アイドルDal☆Shabet。白いシャツに赤いリボン、そして赤いホットパンツ姿で登場すると、会場から歓声があがった。「B.B.B」や「Joker」など全4曲を披露した。
MCトークで韓国のおすすめスポットを聞かれると、釜山出身のウヒは「私のおすすめは釜山です!きれいな海もあるし、食べ物もとてもおいしいです!」と自身の出身地をおすすめした。続いて、Dal☆Shabetの魅力について聞かれると、アヨンは「Dal☆Shabetは甘いシャーベットっていう意味なんです!そういう甘い魅力を見せていきたいと思います」と、グループ名の由来とともに魅力を伝えた。ジユルは「どんなステージも幸せを感じながらやってます~!」と、ファンの前でパフォーマンスできるうれしさも語った。
また、司会を務めた古家さんから11月に日本デビューすることが発表されると、リーダーのセリは「11月4日に日本デビューシングルが発売されます!お楽しみにしていてください!」と伝えた。カウンは「プロモーションもたくさんすると思います!みなさん会いに来てね~!」と、日本デビューをPRした。
続いて登場したのは日韓交流を深めようと精力的に活動しているアイドルグループApeace。21人いるメンバーの中から今日のステージには12人が登場。大人数の迫力あるパフォーマンスに会場の熱が一気にあがった。「VEIL」、「S.O.S」、「ぎゅっとしたい」の3曲を披露。メンバーのヨンウォンは「このようなステージに立てて光栄です。アジアの平和はApeaceが守ります!今日は僕たちを知らない人もたくさんいると思いますが、これから応援してもらえるとうれしいです!」
恵比寿の専用劇場でライブ経験を積んできたApeaceのメンバーたち。10月にはデビュー5周年記念アルバムを発売。そして11月には待望のNewシングルが発売される。ドゥファンは「僕たちの魅力、そしてK-POPの魅力を伝えるために5年間活動してきました。今までは専用劇場でしか公演してきませんでしたが、これからは劇場を飛び出して色んなところで活動したいと思います。これからも日本と韓国の架け橋になりたいという気持ちで頑張ります!」と、今後への活動に対する熱い思いを語った。
続いては、韓国で絶大な人気を誇る女性バラードユニットのDavichiが日本初上陸。2人の透き通った透明感のある歌声に会場のファンも酔いしれた。2008年にデビューしてからヒット曲を連発し、音楽配信ダウンロードの女王とも呼ばれているDavichiの2人。なぜこんなにまでもDavichiの曲は人気があるのか聞かれると、イ・ヘリは「まず歌がいいですよね。皆さんに寄り添っていくようなそんな感じの歌が親しみやすいんだと思います。あとは、韓国はアイドルが人気だけど、その中でバラードを2人で歌っているのは私たちだけなので注目してもらえているんだと思います」と、K-POP界で唯一無二の存在である彼女たちの魅力を伝えた。
この日披露した曲の中で「8282」は、自分から心が離れてしまった彼氏に向けて歌った曲で韓国で大ヒットした思い出深い1曲。ミンギョンは「この悲しいような楽しいような曲が韓国ではとても売れました。この曲を日本で歌うと新人に戻ったような気持ちになります。皆さんのおかげで初心に戻ることができました。ありがとうございます」と、日本のファンに感謝の気持ちを伝えた。
トリを飾ったのは、日本でも人気が高い6人組アイドルグループTEEN TOP。今回の日韓おまつりに初めて参加したTEEN TOPのメンバー。L.Joeは「日韓国交正常化50周年の記念すべき年に、このような意味のあるお祭りに参加できて光栄です。これからもどんどん呼んでください」と、今回のステージに出演できた喜びを語った。
今年日本デビュー5周年を迎えるTEEN TOP。日本での活動を振り返ってニエルは「すごく早く過ぎたように感じます。日本には何度も足を運んでいますが、日本のファンは毎回いい反応をしてくれるのでうれしいです」と、答えた。また、日本で印象に残っている場所を聞かれると「日本の地域はほとんど行きましたね。どの場所も色々な思い出がありますが、やっぱり僕たちがコンサートをしたコンサート場が1番印象に残っています。日本ではミュージックビデオの撮影もしましたし、本当にたくさん思い出があります」と、ファンと一緒の時間を過ごせるコンサート場が1番思い出深いと語った。
TEEN TOPは「朝から朝まで」、「Missing」、「Rocking」、そしてアンコール曲の「Miss Right」を含め全4曲を披露。しっとりしたバラードからアップテンポなクラブミュージックまでTEEN TOPの魅力が存分に伝わるステージとなった。ニエルは「今、新しいアルバムの準備をしています。日本でもたくさん活動していこうと思っているので、僕たちのそばから離れずに応援してください」と、今後の日本での活動を約束した。
2日間にわたって開催された日韓おまつり2015。食や音楽を通じて、韓国文化を体験できる貴重なイベントとなった。今後も日本と韓国の文化交流が盛んに行われることを願っている。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)