【全文】ミン・ヒジンADOR前代表に“セクハラ被害”を主張した元社員、調停決裂…「ただのひとつも認めなかった」

ADORの元社員A氏が、ミン・ヒジンADOR前代表と調停が不発になったと知らせた。

6日、A氏は、自身のSNSを通じて、「私は本日、ミン・ヒジンを相手にした民事損害賠償訴訟の調停期日なので、裁判所に出席した」と明らかにした。続いて、「相手側は、弁護士だけが出てきた。相手がただのひとつも認めることができないという立場なので、調停はなかった」と知らせた。


同日、ソウル西部地裁は、A氏がミン・ヒジン前代表を相手に提起した虚偽事実による名誉毀損(きそん)などによる1億ウォン(約1千万円)相当の損害賠償訴訟に対して、調停期日を開いた。A氏は、ミン・ヒジン氏が過ちを認めて謝罪する場合、調停に合意する意思があることを明らかにしたが、ミン・ヒジン氏側で、全体の事実自体を認めることができず、調停に応じる意思がないと線を引いたことで、調停が決裂した。

これに先立ち、ミン・ヒジン前代表は、ADORに在籍時代、A氏の社内セクハラの申告があったにもかかわらず、これを隠ぺいしたと疑われている。その後、SNSにA氏と役員B、広告主C氏と交わした対話をすべて公開し、「今まですべてよく和解して終わったことと認識していた」としながら、「意図されたわい曲に振り回されないことを願う」と立場を明かした。

しかし、その後、A氏は、自身の同意なくカカオトークが公開され、ミン前代表がむしろ脈絡をわい曲し、嘘をついていると主張した。すると、ミン前代表は、A4用紙18ぺージの立場文で反論し、A氏の申告に虚偽事実があったとし、「HYBEが叱咤される時点にA氏が突然登場し、自分を狙ったのが釈然としない」と疑惑を提起したりもした。

結局A氏は、昨年8月、ミン前代表を名誉毀損と個人情報法違反などの容疑で告訴し、社内セクハラの調査に不公正に介入した部分に対して、損害賠償訴訟も提起した。A氏は、「ミン前代表が、職場内いじめの申告を客観的に調査する義務があるにもかかわらず、不公正に介入した部分と調査過程で知りえた秘密を漏えいした部分に対して訴訟を提起した」と明らかにした。

〇 以下、ADORの元社員A氏のコメント全文

私は本日、ミン・ヒジンを相手にした民事損害賠償訴訟の調停期日なので、裁判所に出席しました。

(誤報道があり訂正します)

相手側は、弁護士だけが出てきました。

相手がただのひとつも認めることができないという立場なので、調停はありませんでした。

裁判で会うということで。

 

WOW!Korea提供

2025.01.06