歌手のイム・ヨンウンがいわゆる「何ですか」論難以後初めて口を開いた。 沈黙に入ってから約20日ぶりだ。
イム・ヨンウンは27日、ソウルのクロ(九老)区(コチョク)高尺スカイドームで開かれた「イム・ヨンウン リサイタル」のステージに上がり「皆さんに心配をかけて申し訳ない」などとして「僕は歌う人だ。 歌で楽しさと慰労、喜びを差し上げる人だ。 より良い発展を遂げていきたい」と述べた。
先立ってイム・ヨンウンは7日、自身のインスタグラム「うちのシウォルの誕生日おめでとう」という文と共に愛犬の誕生日のお祝い掲示物を掲載した。 普段ならファンの祝福を受けただろうが、この日はユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の非常戒厳宣言・解除以後、弾劾訴追案が失敗に終わった状況であり、一部のネットユーザーの叱責が続いた。
ついにあるネットユーザーがイム・ヨンウンと推定される人物と交わしたDMをキャプチャーしてコミュニティに掲示し、論難がふくらんだ。
あるネットユーザーは推定人物イム・ヨンウンに「この時局に何をしているのか」とメッセージを発送した。 これに対し推定人物のイム・ヨンウンは「何ですか」と答えたため「違憲で戒厳令を下した大統領弾劾案を巡って全国民が集まっているのに声を出すことは望んでもいないが、本当に無神経ですね」と書いた。 すると、推定人物のイム・ヨンウンは「私が政治家ですか。 なんで声を出すんですか」と答えた。
以後、オンラインでは国が混乱した状況に日常写真を掲載し軽率な発言をしたことは問題があると指摘が続く一方、日常写真を掲載したことは軽率だが政治的発言をしない自由もあるという意見が激しく対立している。 そのような中でイム・ヨンウンはもちろん、イム・ヨンウンの所属事務所が別途の立場や釈明なしに沈黙を貫き、さらに議論を呼んだ。
イム・ヨンウンは28~29日、来年1月2~4日、高尺スカイドームで「イム・ヨンウン リサイタル」公演を続ける。
WOW!Korea提供