「THE BOYZ」、商標権を無償提供するというのに...”新事務所”ワンハンドレッドの反発はなぜ?

【ISTエンタ側、”メンバーたちに商標権の無償提供を”】

しかし、ISTエンターテインメントの立場は全く違っていた。ISTエンターテインメントは「THE BOYZ」メンバーたちに今後ワンハンドレッドと決別時でも自由に「THE BOYZ」の商標権を使えるよう、メンバー全員に無償で使用権利を提供することにしたが、ワンハンドレッド側は「THE BOYZ」のIP(知的財産権)自体を譲り受けることを望んでいるとして伝えられた。この部分で両社が合意点を探し出せていないということだ。


ISTエンターテインメントは、「弊社は『THE BOYZ』メンバー11人全員に商標権の無償使用権利を提供しようとし、既にその意をメンバーたちに伝えている。さらにメンバー11人が同意し、どのような活動(ユニットおよび個人活動など)でも商標権を無償で使用できるようにした」とし、「さらに、まだ専属契約が6カ月ほど残っているメンバーについても新しい事務所での活動を支える気持ちで残りの専属契約期間に関係なく、専属契約を早期終了することにし、その意思をすでに該当のメンバーに伝えた」と立場を明らかにした。

続けて、「弊社が商標の無償使用権を新しい所属事務所ではなく”チームの主体”であるメンバーたち当事者に提供しようとしていたことは、今後メンバーたちとファンたちのより深く円滑な出会いと、活発な活動のために弊社が悩んで出した決定だった」とし、「弊社は多くの大衆から愛されている『THE BOYZ』というチームの永続性とファンとの壁の無い出会いを支える気持ちで、無償での使用権利を”メンバーである当事者”に提供することがより正しいと考えた」と明らかにした。


そして、「”過度な商標権の価値を要求したとして伝えられた”という話と、”新しい会社側に通常の水準を超える要求をした”という話もまた事実と違う」とし、「弊社はむしろ商標権と関連し、開かれた姿勢で様々な提案を待っている立場であり、円滑な引継ぎのために基本的で通常の話だけを一部交わしただけだ。弊社と『THE BOYZ』の縁は簡単に終了したり、『THE BOYZ』の今後の活動において不便さが無いよう支援することを約束し、これからの歩みを心から応援する」と伝えた。

「THE BOYZ』は2017年にデビューした。以降2020年に放送されたMnet「Road to Kingdom」で最終優勝し、本格的に名前が知られた。先月28日には、9枚目のミニアルバム「導火線」を発売した。

WOW!Korea提供

2024.12.05