IU(アイユー)、悪質な投稿をした30代女性に1審で罰金刑…“精神疾患”で善処を訴えるも侮辱罪が認められる

歌手で女優のIU(アイユー)に誹謗(ひぼう)コメントを投稿した疑いを持たれている30代女性が、1審裁判で罰金刑を宣告された。

3日(本日)、ソウル中央地法刑事16単独は、侮辱容疑で起訴された30代の女性A氏に罰金300万ウォン(約32万円)を宣告した。

この日A氏は、非拘束状態で裁判に出席した。判決の宣告に先立って、裁判部が被害者と合意したのか尋ねたが、A氏は合意しなかったと答えた。

A氏は2022年4月、IUの衣装、歌唱力、発言などをこき下ろすコメントを4件作成した疑いで訴えられた。先月、A氏に対する決着公判がおこなわれた中、検察はA氏に懲役4か月を求刑した。

当時A氏は、「単純に感想を言っただけ」とし、「私は精神疾患を患っている患者なので、文章力が劣る。救済を望む」と、善処を訴えた。A氏側の弁護人も、「客観的な事実に基づいて、意見を明らかにした。不快だったり、侮辱的な表現があるが侮辱罪は成立しない」と主張した。

ただ、裁判部はこれを受け入れなかった。裁判部は、罰金刑を宣告し「使用する通常の意味や表現が、文面上、侮辱的で軽蔑的な人身攻撃と判断される」と説明した。

続けて、「最高裁判所の判例上、意見表明の限界を脱したものと思われ、侮辱罪に相当する」とし、「犯行内容や犯行中の状況、既存に名誉毀損(きそん)で罰金刑の刑事処罰前歴があることを考慮して決めた」と量刑理由を明らかにした。

一方、IU側はこつこつと脅迫、侮辱、違法情報の流通行為など、多くの犯罪について告訴中だ。IUの所属事務所は先月11日、「現在まで被告訴人は計180人余りであり、続けて追加で告訴進行中」と明らかにした。

 

WOW!Korea提供

2024.12.03