Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン1:独占配信中、シーズン2:12月26日(木)世界独占配信

世界的メガヒットの本格サバイバルスリラー、Netflixシリーズ「イカゲーム」。膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが“人生一発逆転”できるほどの高額賞金を懸けて、「負けたら即死」のゲームに巻き込まれていく。“だるまさんがころんだ”や“カタヌキ”といった、昔ながらの子どもの遊びが基のゲームに対し、プレイヤーたちは知力・体力のすべてを使い、時には相手を騙して勝利を目指さねばならない。その壮絶で巧妙な争い、そしてゲームを主催する黒幕の謎に迫るサスペンスも、人々の心を鷲掴みに。加えて、プレイヤーたちがゲームへ“挑まざるを得なかった”背景に映る人間模様のドラマティックさも多くの心を揺さぶった。カラフルなポップさと不気味さが同居した唯一無二のビジュアルや世界観も相まって、世界がこの“遊戯”に熱狂したーー。

世界中を巻き込んだ「イカゲーム」旋風!
2021年9月17日に配信が開始されると、約4週間で世界1億4200万世帯が視聴。日本、アメリカ、ブラジル、フランス、インドほか94カ国で”今日の総合TOP10”でNo.1となり、現在でもなお、Netflix 史上最大のヒットシリーズ”として君臨し続けている。「イカゲーム」を観た視聴者が「今際の国のアリス」を発見し視聴する傾向さえ生じ、“世界的イカゲームロス”が散見される結果に。

日本では、21年の流行語大賞にもノミネートされたり、ハロウィンではピンク色のソルジャーや緑色のジャージの仮装姿が爆増したり、劇中に登場する“カタヌキ”のカルメ焼きのレシピがSNS上を席捲したり……とあらゆるムーブメントが巻き起こり、社会現象となった。

Squid Game S2 Lee Jung-jae as Seong Gi-hun in Squid Game S2 Cr. No Ju-han/Netflix © 2024

また、世界中の著名人をも虜にした。ビリー・アイリッシュ、レオナルド・ディカプリオ、ジェフ・ベゾス、レブロン・ジェームズ、ジャスティン・ビーバー、ジョー・ルッソ(『アベンジャーズ/エンドゲーム』監督)…といったあらゆるジャンルのトップスターがハマったことを明かしていた。日本でも、北野武、賀来賢人、本田翼、といった多くの著名人たちが夢中になっていた。

Netflixが日本で公式に実施した「イカゲーム」認知度調査では、<71.6%>の人が“【イカゲームを知っている、聞いたことがある】という驚きの認知度も叩き出している。中でも、20代男女、30代女性の間では「はい」と回答した人が80%を超え、20代女性の間での認知度は88.2%。シーズン1鑑賞者を対象にした”視聴のきっかけ”については、53.7%が「話題になっていたから」と回答しており、2021年9月の配信後、日本全土を揺るがすほどの話題を集めていたことが証明された。

Squid Game S2 (L to R) Jo Yu-ri as Kim Jun-hee, Yim Si-wan as Lee Myung-gi in Squid Game S2 Cr. No Ju-han/Netflix © 2024

出演=大スター確定!?キャストの世界的大躍進!
主人公のソン・ギフン役のイ・ジョンジェ(『若い男』『太陽はない』)は、出演を機にこれまで演じたキャラクターとのギャップが話題となり、「イ・ジョンジェ」というワードの検索数が世界中で急上昇するなど、一躍時の人に。その後は「スター・ウォーズ:アコライト」へ出演するなど、グローバルな活躍を魅せている。

シーズン1に登場した、ギフンの仲間セビョク役のチョン・ホヨンは、本作でドラマデビューを果たし、配信前は40万人程だったインスタグラムのフォロワー数も、配信後2週間で1000万人を超え、24年8月現在は2000万人も目前。当時の韓国人女優の中でフォロワー数1位になり、有名ブランドのアンバサダーにも抜擢された。

シーズン2にも登場する刑事ジュノ役のウィ・ハジュンも出演を機に大躍進したひとり。自身のインスタグラムのフォロワー数が配信前の数倍に一気に急上昇し、現在は1000万人超えを誇っている。ウィ・ハジュンは「イカゲーム」を「俳優人生の栄光として一生残る作品」だと語っている。

シーズン1で、プレイヤーをゲームへと誘う”セールスマン”を演じたコン・ユ。「コーヒープリンス1号店」で一躍スターへと駆け上った彼は「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」『新感染 ファイナル・エクスプレス』など次々出演。そして「イカゲーム」では短い登場シーンながら、地下鉄に乗ると彼のことをつい思い出しかねないほどに強烈な役を演じ、その迫力を世界中へ見せ付けた。シーズン2では、”セールスマン”の登場シーンが大幅に増えるという噂も…?

シーズン1では、その正体が世界中へ衝撃をもたらしたゲームの支配人”フロントマン”役のイ・ビョンホン。韓国の3大映画賞(青龍映画賞/大鐘賞/百想芸術大賞)では主演男優賞、最優秀演技賞などを受賞。”韓国のゴールデングローブ賞”こと百想芸術大賞ではTV部門の最優秀演技賞を4度受賞する正に名優。そんな彼が本作出演を受け、これまで以上に世界的人気と知名度を押し上げる結果となった。シーズン2では”フロンロマン”がさらなる活躍を魅せると言われている。

歴史的偉業!輝かしい受賞歴でクオリティも圧巻
“米テレビ界最高の栄誉”とされる第74回エミー賞で、シーズン1は非英語作品として初めて作品賞(ドラマ部門)にノミネート。そして、イ・ジョンジェは主演男優賞(ドラマシリーズ部門)をアジア人として初の受賞、ファン・ドンヒョク監督は監督賞(ドラマシリーズ部門)を受賞するという偉業を達成。るなど注目を集めていた本作が、とされるエミー賞で歴史的偉業を達成した。同年に発表されたクリエイティブ・アーツ・エミー賞でも、ドラマシリーズ部門においてゲスト女優賞[イ・ユミ]、スタント賞、視覚効果賞、美術賞にも輝き、合計6の受賞に輝いた。

シーズン1について、EMPIRE誌は「ギフンと彼の仲間たちの心に響くドラマを織り交ぜながら、毎エピソードを興味を惹くクリフハンガーで締めていく。イ・ジョンジェと主要な共演者の揺るぎない熱演に支えられ、各キャラクターの背景は、ゲームの緊張感を新たな高みに押し上げている」、Rolling Stone誌は「ファン・ドンヒョクが巧みに織り交ぜる格差の要素が驚くほど心に深く響き、感情を揺さぶる」、Variety誌は「『ジョーカー』のように、暴力を生み出すような文化は狂っているという主張がありながら、その狂気を極限まで誇張し緊張感を高め、観る者を引き込む」と各メディアでも絶賛の声が吹き荒れていた。

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2024.11.28