BIGHIT MUSICの前従業員が、「BTS(防弾少年団)」のグッズ詐欺容疑で執行猶予を宣告された。
20日、クァンジュ(光州)地裁刑事12部は、詐欺(特定犯罪加重処罰法)の疑いで起訴されたA氏(40)に対して、懲役2年に執行猶予3年を言い渡した。120時間の社会奉仕も命令した。
これに先立ち、グループ「BTS」の所属事務所BIGHIT MUSICのチーム長として勤務したA氏は、昨年6月にメンバーのグッズ事業を行うかのように被害者をだまし、17回にわたり、5億7,600万ウォン(約6,500万円)を奪った疑いを受けている。
A氏は、「BTS」のメンバーたちが軍隊に行く前に、ソロ活動をするが、ファンたちに配るグッズに対する投資を受けていると、被害者をだましたという。
金を貸してくれれば、元金と収益金を支給すると、投資を誘導したことが調査の結果、分かった。
この投資金は、A氏の債務の返済に使われた。
裁判部は、「有名なエンターテインメント会社のチーム長の肩書きを利用して、事業投資金名目で巨額を詐取した罪責が重い」としながらも、「被害者に6億ウォンあまりなど、被害元金以上を返済した点を考慮した」と、量刑理由を明らかにした。
WOW!Korea提供