ただし、当時の歌謡界に音源買占め疑惑が存在しただけに、こうしたパク・キョンの発言は音源買占めに対する話題を投げかけて波紋を呼んだ。そのため被疑者の身分となったパク・キョンに対する批判よりは音源買占めを根絶しなければならないという世論が中心となった状況だった。
問題になったのは、その後明らかになったパク・キョンの校内暴力疑惑だった。2020年9月、パク・キョンの中学校の同窓生のA氏は、パク・キョンから受けた校内暴力を暴露する文を掲載した。A氏の主張によると、パク・キョンはいわゆる「不良」と呼ばれる学生たちと折り合って暴力を行使したという。
これにパクギョンは直ちにこの疑惑を認めて謝罪した。パク・キョンは「私によって傷ついて被害を受けた方は、私に直接または、会社を通じてでもご連絡をお願いします。直接訪ねてお詫び申し上げ、許しを請いたいです」と伝えた。
それから約1か月後に現役で入隊したパク・キョンは健康上の理由で社会服務要員に代替され、2022年に兵役の義務を終えた。
そんな彼が約4年ぶりに歌手として本業で復帰する。音源買い占めを狙いち撃して応援と支持を受けてきたパク・キョンの校内暴力認定は、当時一般大衆にさらに大きな失望感を与えた。果たして彼が復帰を知らせ、再び一般大衆に受けられることができるかが注目されている。