”次は何の楽器?”「RIIZE」、ギターからベースまで...K-POPを揺さぶる「楽器シリーズ」

「RIIZE」がタイトル曲「Get A Guitar」から「Boom Boom Bass」まで、「楽器シリーズ」でK-POPを揺さぶっている。

「RIIZE」の「エモーショナルポップ」を含む多くの独自的なジャンルが、最近K-POPシーンの各グループを定義する。その中でも「RIIZE」は「楽器」というテーマを継続して押し出し、差別化ポイントを持っている。「Get A Guitar」、「Talk Saxy」、「Boom Boom Bass」まで「楽器シリーズ」と呼ばれる曲たちを通じて「RIIZE」の「エモーショナルポップ」が興味深い理由を考えた。

【ギター:「Get A Guitar」】
「RIIZE」は、デビュー曲「Get A Guitar」でギターを媒体にし自分たちが受けたインスピレーションについて歌った。ギターの音に合わせて一か所に集まったメンバーたちが音楽を通じて互いを理解し、共感し、ひとつのチームになっていく過程を見せるのと同時に、夢を広げて行くという抱負だ。

彼らは曲のタイトルからパフォーマンス、クリエイティブビジュアルまで戦略的にギターコンセプトを押し出し、新鮮さを吹き込んだ。デビューに向けたスケジュールを集めた「リアルタイムオデッセイ」タイムラインの中のアートワークにも、ギターのコード表が入り、ミュージックビデオにもいわゆる”センター”であるウォンビンがギターを手にした。ウォンビンは2023年歌謡授賞式ステージ(MMA)で、エレキギターを直接演奏し話題を集めた。デビュー1年目の「RIIZE」の始まりと終わりはまさに「Get A Guitar」から出発したギターだった。


【サクソフォン:「Talk Saxy」】
「RIIZE」は「Get A Guitar」の次に「Talk Saxy」でサクソフォンを持った。なので「Talk Saxy」の表記が「セクシー」でなくサクソフォン(Saxophone)から着案した「サクシー」と書く。「Talk Saxy」はイントロからキャッチーなサクソフォンのリフが特徴だ。サクソフォン特有の深く立体的なサウンドと、見慣れない相手に向けた関心の表現法を込めた歌詞が良く合い、聞く楽しみを与える。

「RIIZE」の覇気を感じられる「Talk Saxy」パフォーマンスも人気だった。「RIIZE」はアメリカのLAに訪問し、振付師J Blazeから直接ダンスを学び、団体ユニフォームスタイリングまで一緒に完成度高いパフォーマンスを披露し、「Get A Guitar」から「『RIIZE』はこのようなパフォーマンスをするチーム」というもう一つの魅力をアピールした。おかげで「Talk Saxy」は2023年歌謡授賞式でのステージ以降強力な「チャート逆走」の流れを見せ、結局2024年MelOn1・2月の月間チャートで輝いた。

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2024.07.05