ADORとHYBE間の泥沼の争いが続くなか、「NewJeans」のファンダムの一部が2次トラックデモに乗り出した。
16日、HYBEの社屋前には、「NewJeans」のファンダム側が送ったトラックが列をなした。このトラックには、「東京ドーム全席売り切れ、戻ってくるのは強勢収納。一体誰が背任なのか?」、「HYBEが進行したマスコミプレー、逆バイラル、われわれが知らないと思いますか?」、「HYBEはADORを尊重せよ。HYBEは『NewJeans』を尊重せよ。HYBEはK-POPを尊重せよ」というデモのフレーズが盛り込まれている。
これに先立ち、あるメディアの報道によると、「NewJeans」のメンバーの母親A氏は、HYBE側から6月の「NewJeans」の東京ドーム日程が終われば、長い休暇を与える計画だとし、グラミー賞を受賞したプロデューサーにオファーをするのに1年半ほどかかるという返答を受けたと伝えられた。
しかし、このような返答が事実上、「NewJeans」の“強勢収納”を意味するのではないかという点で、舌戦が続いた。この他にも、パン・シヒョク議長が「NewJeans」のメンバーたちのあいさつを無視したという疑惑が広がり、「NewJeans」のファンダムの怒りを増大させた。
これと別に、ADORとHYBEの泥沼の争いは続いている。HYBEは、ADORの経営陣と外国系投資家のミーティングをあっせんしたとし、アナリストA氏に対する金融院の調査を要請し、これに対して16日、ミン・ヒジン代表側は、「増資や売却など一切の経営権奪取と関連した検討意見を提供したことがない」とし、「ADORの副代表は、HYBEのミーティングを控え昼食を共にしたのだが。これをまるでADORの売却のための別途の投資者ミーティングであるように包装することは、明白なウソ」と反論した。
それと共に、ミン・ヒジン代表の背任行為に対して、もう一度強く否認した。彼らは、HYBEがミン・ヒジン代表に対する背任の正午を探し出すことができず、ホコリはらい式の世論扇動をしているとし、「法廷争いを控えた言いがかりと消耗的世論戦は、ミン・ヒジン代表に否定的イメージをかぶせようとする意図としか見えない」と強調した。
これにHYBEもまた、直ちに反論に乗り出した。HYBE側は、ミン・ヒジン代表が記者会見では投資者に会ったことがないように行動したが、証拠や事実によりウソが明らかになっているとし、「当社は捜査機関と法廷ですべてが明確に区別されることを期待する」と明らかにした。
ADORとHYBEの双方の対立の溝が深まっている。これにまもなくカムバックを控えた「NewJeans」に対する懸念が高まるなか、「NewJeans」のファンダムがトラックデモでHYBEに意見を表出している。
WOW!Korea提供