「イ・ジョンジェ&チョン・ウソンの事務所だよね?」…ドラマが好評の女優キム・ヘユン、セルフ宣伝にネットは大荒れか

「イ・ジョンジェ、チョン・ウソンの所属事務所なのにこれはいったいどういうこと?」

最近、オンラインコミュニティやSNSを通じて拡散している話だ。tvNドラマ「ソンジェ背負って走れ」が、口コミに乗って熱い人気を集めている中でも、主演のキム・ヘユンに対する宣伝が残念で出てきた言葉である。

芸能界では、通常ドラマが放送される前から放送中、そして放送終了後まで所属事務所で出演俳優に関する報道資料を多数配布し、関わったコンテンツを投稿する。小さな流れも話題にしようと努力する。だが、キム・ヘユンの場合ドラマが始まってひと月が過ぎた現在までも、所属事務所から配布される報道資料がないのはもちろん、関わったコンテンツやバラエティー番組出演など、宣伝に値するものがが全くない状態だ。

“演技の天才”と呼ばれるキム・ヘユンは、同ドラマでも期待通りの熱演を見せている。イム・ソル役を演じて、はずむようなエネルギーと深い感情演技まで、さまざまな幅の感情ラインを見せて活躍しているだけに、より残念な部分だ。


キム・ヘユンは先月、アーティストカンパニーと専属契約を締結した。JTBCドラマ「SKYキャッスル」、MBCドラマ「偶然見つけたハル」などで、しっかりした演技力と幅広いスペクトルを見せた女優であるため、彼女の移籍市場には多数の事務所が名乗りを上げた。数ある事務所の中から悩んだ末に選択しただけあって、現在所属事務所のこのような消極的宣伝が心残りを残すのである。

ネットユーザーたちは、キム・ヘユンが所属事務所を移籍してからひと月が過ぎたのに、所属事務所のラインナップに名前すら登録されていないことにも、痛憤をさく裂させている。

同ドラマに出演中のもう1人の主演俳優ピョン・ウソクの事務所VAROエンターテインメントの場合、宣伝の正しい例を見せてくれている。ピョン・ウソクに関連するコンテンツを多数制作して公開するのはもちろん、ファンミーティングを推進したり、バラエティー番組へ出演して、Weverseをオープンするなど、活発な活動をおこなっている。特に、“ファン心理”を刺激するスチールカットを公開し、「所属事務所にマスター(写真を撮って載せる熱烈なファン)出身がいるのではないか。どうやったらこんなにファンの気持ちがよく分かっているのか」という笑い話も出た程だ。所属事務所のこのような歩みは、ドラマを愛してくれるファンたちのための恩返しであるはずだ。ドラマがヒットしたら、このような歩みは当然なことだが、そうでなかったキム・ヘユンの所属事務所の姿にいらいらが降り注いでいるのである。

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2024.05.10