「取材レポ」韓ファンLIVE 2015で、B1A4が重大発表!

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2011年から多くの韓流ファンの情報源であった韓ファン。韓国情報が掲載されている雑誌や新聞の中でも、有名俳優・アーティストのインタビュー記事の他にも韓流ファンの著名人のコラムなどが掲載された、人気タブロイド新聞だ。新聞発行に関しては、惜しまれながらも2014年2月で終了したが、2013年からは音楽を通じた日韓友好を目的とした韓ファンLIVEが開催されている。これまでに韓国アーティストからは、SHU-I、A-PRINCE、FIX、John-Hoon、WAZZUPが出演。日本からも昨年は河村隆一が出演するなど毎年恒例の行事として大きな話題となっている。3回目の開催となった今年は、日韓で人気の高いB1A4が出演。

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会場となった千葉ポートアリーナには、出演者の登場と今か今かと待ち受けるファンが、全国から押し寄せた。
会場が暗くなると、「キャー!」と観客も興奮状態に。ステージにはブルーの衣裳に身を包んだ、Da-iceが登場。日本のアーティストとして韓ファンLIVEには2回目の登場のDa-iceは、貫禄のステージング。「FIGHT BACK」で流れる様な歌声とダンスパフォーマンスで会場を盛り上げた。続く「ハッシュハッシュ」では、観客にお決まりの振付も伝授して、会場が一体となって楽しんだ。

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メンバーの大輝や雄大が観客に手拍子を求めるように会場を盛り上げ、それに呼応するようにDa-iceのファンも「オウオーオー!」と一緒に歌っていた。MCタイムで「BANA(B1A4ファンの呼称)の皆さん!」と呼びかけると、B1A4のファンも「イエーイ!」と元気いっぱいに叫び、会場の一体感がさらに増す。続いて「REASON」「もう一度だけ」と2曲続けてのバラードを披露。バラード曲でも大輝、徹、颯のパフォーマーたちのキレの良いダンスが光っていた。

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MCタイムでは、若者の素の会話を聞いているような面白おかしいトークセンスで盛り上げ、会場も笑いに包まれる。続く「エビバディ」では、ボーカルの想太が「『Hey』と叫んでください!」とジャンプを交えながら情熱的な声出し指導。テンションの起伏が激しい想太に、大輝が「この子は普通の人です(笑)」と笑いを取り、会場も爆笑の渦に。雄大も「(観客の)団結力がすごい!」と嬉しそうな笑顔を見せる。最後の「TOKI」でもボーカルとダンスが見事に調和したパフォーマンスに、会場からも自然と掛け声が生まれ、ヒートアップしたままにDa-iceのステージが終了した。

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会場の雰囲気が高まっている状態の中、韓国アーティストとして出演するB1A4が登場。1曲目である「イゲ ムスン イリヤ~なんで?どうして?」のイントロが始まると会場は黄色のペンライトに染まり、大歓声。メンバーたちも叫びながら登場し、揃ったかけ声と相まって大盛り上がり。「Beautiful Target-Japanese ver.-」「SOLO DAY-Japanese ver.-」続いた。ゴンチャンが「I love you BANA!」と叫ぶと会場のBANAも「キャー!」と叫びメンバーも笑顔に。「おやすみgood night-Japanese ver.-」ゴンチャンとサンドゥルがおんぶをしてじゃれ合い、ジニョンもおどけたようなダンスを見せリラックスした様子。

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MCとなり、バロが「僕は誰~?」とお決まりの文句で会場に問いかけ、ファンもそれに応える一体感を見せる。ジニョンは紫色に染めた自分の髪の毛を指さし、「ブドウ色のジニョンです!」と自己紹介。末っ子のゴンチャンが自己紹介の後にウインクをすると、会場の女性ファンも大絶叫! 続くサンドゥルはドル紙幣を用意して準備万端の自己紹介。紙幣を数えながら「1ドル…2ドル…サンドゥルです!」と笑いを交えながらの自己紹介。シヌゥは会場を優しく見つめながら、「ああ…本当に久しぶりです…」と久しぶりの日本のステージを懐かしむ様子を見せた。

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8月10日に「SWEET GIRL」で韓国カムバックしたばかりのB1A4。次の曲はそのカムバック曲を日本初披露! 新曲披露に日本のBANAも大興奮。初披露とは思えないほどの揃ったかけ声は、さすが。メンバーも力いっぱいのダンスと歌で応えた。続く「You Are A Girl I Am A Boy」ではジニョンが会場を見渡すように優しげな表情を浮かべ、ファンも大きく手を振って応援していた。「ムルハンジャン」ではメンバー全員が頭を振り乱して全力で盛り上げる。会場のファンもここぞとばかりにジャンプし、会場はヒートアップ。バロはペットボトルの水を客席にかけ、ファンも大熱狂。単独ライブのような盛り上がりを見せた。

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バロがボイスパーカッションで会場を盛り上げ、そこのサンドゥルが応戦。息の合った掛け合いに会場からも大きな歓声が上がった。続く「イェッポ-Japanese ver.-」ではサンドゥルとジニョンがデコピンをしてふざけ合うと会場からは「かわいい~!」と黄色い声。メンバーとファンの一体感が感じられた1曲となった。「LONELY」ではスカーフを用いたパフォーマンスで完成度の高い歌を踊りを披露し、「Believe in Love」「Yesterday」と2曲続いたバラードでは、メインボーカルのサンドゥルの歌声が切なく響き、バロの低音ラップと絶妙に絡み合う。ジニョンの語りかける様な優しい歌声に、ファンも酔いしれた。

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MCタイムになると、ゴンチャンが「今日も暑いですね。こういうときは水分が大事です。僕たちのスポーツドリンク買いましたか?」と問いかけ、シリアルナンバー付のスポーツドリンク購入者のための抽選会が開催される。メンバーがステージで身に付けていたラバーバンドとタオルがプレゼントされるという嬉しいプレゼントに、ラッキーな当選者は大興奮で手を振った。続く「BANA SONG」は、企画で募集されたファンからの歌詞とジニョンの作った曲で作られた、まさにB1A4とBANAの合作曲。シヌゥは胸に手を当てながら心を込めて歌い上げ、ジニョンは客席にマイクを向けてファンと共に歌った。

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「THIS TIME IS OVER」ではゴンチャンが目を閉じて切ない表情で歌い、その姿にファンの目もハートマークに。会場のペンライトがゆっくりと揺れていた。バロのリズミカルなラップから始まった「Beautiful lie」、さらに「IF」でファンと一緒にサビを歌ったサンドゥルの顔には優しげな笑みが浮かんだ。バロのラップ中にもジニョンとサンドゥルが見つめ合いながらしっとりと力強い歌声を披露し、ファンも大きな声援と拍手を送った。続く「白いキセキ」では、ゴンチャンがうなづきながらファンを見つめ、ジニョンも気持ち良さそうにリズムに身を任せていた様子が印象的だった。

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MCではシヌゥが「さすがBANA!」と絆を確かめ合い、ジニョンも「今日は本当にありがとうございます!」と感謝の気持ちを表現。「大好き!」と声援を浴びたゴンチャンは、「僕も大好き!!」と最高のファンサービス。シヌゥは「BANAと一緒にいると時間がはやく過ぎていきます」とまもなく訪れる別れを惜しんだ。少しテンションが静まったところで、シヌゥが「今日は皆さんに大事なお知らせがあります!」といきなりのサプライズ発表。メンバー同士でもったいぶりながら、「今年の12月に日本だけでクリスマスライブを開催します!!!来年1月にはジャパンライツアーも行います!」とファンもびっくりのお知らせが。

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これには会場も今日一番の興奮状態になり、大きな歓声がおさまらないほどの盛り上がりを見せる。12月23日にグランキューブ大阪、12月25日に中野サンプラザでのライブを発表したメンバーも興奮とこみ上げる嬉しさを隠しきれない様子。最高潮の雰囲気の中「10年後」を披露。さらにアンコールの「O.K.」ではサイン入りのカラーボールを客席に投げ入れ、最後の最後までファンに最高のプレゼントを贈った。

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ライブの最後には、Da-iceとB1A4が揃ってステージに姿を見せ、誕生日の近いゴンチャン、バロ、想太の3人の誕生日を会場全員でお祝いし、ここでも日韓友好を深めていた。最後には出演者、観客で記念撮影も行い、3回目の韓ファンLIVEにふさわしい盛り上がりで幕を閉じた。
韓流情報誌の先駆けである韓Fun。すでに発行は終了しているものの、音楽を通じた日韓友好はこれからもずっと続いてほしいと、誰もが願うライブとなった。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

2015.09.01