IU(アイユー)、新曲MVが批判されている理由は“障がいがなくてこそ幸せな世の中”だから?…世界観に批判集中



歌手で女優としても活躍するIU(アイユー)の新曲「Love wins all」のミュージックビデオの中で、障害描写において思いやりが足りないという指摘が出た。ディストピアの中の登場人物は障害を持っていて、幸せな世界の登場人物は障害を持っていない姿で描かれた部分が“障害人権の感受性”に対して乏しい想像力だという批判である。

映画「コンクリートユートピア」を演出したオム・テファ監督がメガホンを取った今回のミュージックビデオは、今月24日に公開された。映像でIUは手話を使い、韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」Vの片目は白色に描写されている。ディストピアに住む2人は、話ができない、そして十分に見ることができない設定だ。2人の障害は、彼らがビデオカメラで見つめるユートピアの俗世界には存在しない。ユートピアの中のIUは声を出して歌うことができるし、Vは両方の目の色が同じだ。

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2024.01.26