【 『LAPOSTA 2024』 オフィシャルライブレポート】
モニターに映るのは”LAPOSTA 2024”の帆がなびく船と波のさざめく水の音。船が動き出すとステージの2階のスク リーンが開き、INIが登場。さらに、ステージ左右に垂らされた帆から6人の影が浮かび上がると、ライトアップとともに帆が降りDXTEENが現れます。そして最後に、ステージ後方からJO1が歩き出してくると、出演者総勢28名がいきなり大集合。3グループのファンが集結した大きな歓声が鳴り響く中、オープニングパフォーマンスで幕が開けます。
ここでひと息、全グループがメインステージに集まりMCになると、それぞれのグループが挨拶。次の準備があるメンバーたちがはけると、残された5人のメンバーは「ユニットとカバーやります!」とこのあとのステージをネタバレ。
期待が高まるなか、LAPOSTAの目玉のひとつでもあるユニットブ□ックがスタート。会場中央でDJ台の前に立つINIの西にスポットライトがあたり、観客を煽ります。そして、ダンスの印象が強い川尻蓮(JO1)がラップで登場すると、意表を突かれたフ□アから大歓声が沸き起こります。さらに、メインステージから”T・K”が「我が生涯に一片の悔いなし」と姿を現す と、カリスマ性あふれる3人が集合。このライブに合わせトラックやリリックを自分たちで制作したというオリジナルパフォーマンスで魅了します。続いてダンスユニットでは画面にINIの松田迅が大きく映ると、8人のバックダンサーを従えダンスパフォーマンス。続いて後藤威尊(INI)が現れ、鍛えられたフィジカルによる芯の強いダンスを披露。
田中笑太郎(DXTEEN)は初めてのソ□ステージにも関わらず堂々と長い手足を生かしたダイナミックなパフォーマンスを披露。3人で緩急あるダンスと表情で引き込む中、クライマックスに向かうのかと会場の誰もが思ったその時、ラスボス田島将吾(INI)が登場し、不敵な笑みを浮かべます。躍動感のあるカメラワークも相まった4人の息の合ったダンスパフォーマンスは会場を沸かせまし た。意外な選曲となったOne Directionの「What Makes You Beautiful」は、JO1から白岩瑠姫、鶴房汐恩、INIから尾崎匠海、許豊凡、DXTEENから福田歩汰がスタンドマイクで歌唱。明るく爽やかなボーイバンドのように、5人がそれぞれ個性あるボーカルで歌い上げ、会場を多幸感いっぱいの空間に作り上げます。
そして会場のペンライトがオレンジ色に染まり、SMAPの「オレンジ」を歌ったのは大平祥生(JO1)、豆原一成(JO1)、木村(INI)、藤牧京介(INI)、大久保波留(DXTEEN)。それぞれの顔がモニターに映し出されるたび、大歓声が上がります。優しくしっとりと歌い上げたこの日唯一のバラードに、思わず客席からは拍手が巻き起こりました。
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