俳優たちが、生計を立てるためにやったアルバイト経験を打ち明けた。デビュー直前からデビューしてからもで、チャンスを得るまで努力した結果、成功を掴んだ俳優たちの告白である。
今月13日、YouTubeコンテンツ「ナ・ヨンソクのぺらぺら」には、女優ハン・ソヒが出演した。先立ってハン・ソヒは、デビュー前に生計を立てるためにさまざまなバイトを経験したと打ち明けていた。この映像で彼女は、高校を卒業後ソウルに来てバイトをしながら生活していたが、フランスの学校に進学するために6000万ウォン(約600万円)が必要だったとし、「毎回12時間居酒屋でバイトしたら180万ウォン(約18万円)もらえるけど、モデルの撮影を2時間したら300万ウォン(約30万円)くれた」と話し、モデルの仕事をするようになったきっかけを明らかにした。
その後、あるお菓子メーカーの広告を通じて2000万ウォン(約200万円)の収益を得ることになったハン・ソヒは、「あの時私は事務所にも入っていなかったから、バンティング(利益を分けること)する必要もなくて、純粋に私のところに2000万ウォンが入ってきた」とし、「これを3回撮って6000万ウォン貯めて行こうと思っていたが、ここまで来ることになった」と告白した。
またデビュー後、長い無名生活でバイトを選んだ女優も存在した。1991年に演劇「真夏の夜の夢」でデビューしたイ・ジョンウンは、その後28年間の無名時代を経験したと告白した。イ・ジョンウンは、「収入が安定しなくて、40歳までアルバイトをしていた」と、苦悩を打ち明けた。
2018年にドラマ「ミスターサンシャイン」をはじめ、映画「パラサイト 半地下の家族」などに出演して演技派女優として定着したイ・ジョンウンは、「配役によっては労働が必要なキャラクターもあるので、そんな部分については誰より分かる場合が多かった」とし、「その顔が作られるのに必要な時間だったのだと思う」と自分の努力を見直した。
女優リュ・ヒョンギョンも、デビュー後も生活苦でバイトを経験したという。昨年出演したバラエティー番組でリュ・ヒョンギョンは、女優生活をしながら「カフェでアルバイトもして、焼き肉屋のアルバイトもした」とし、「アルバイトをしていて、私だと気づくお客様もいた」と告白した。そうしながら、「芸能人ではないのかと聞くので、違うと言った。後になって、一緒に働く友だちも知らなくて、芸能人に似ていて嬉しいかと聞いてきた。とても嬉しかった」と当時のままな対処を回想した。
彼女たち以外にも俳優アン・ボヒョンも、長い無名生活で引越し、宅配、日雇いなどの仕事と並行していたと明らかにした。このように、さまざまな作品を通じて名前を知らせてきた俳優たちが、過去のつらい時間を経験した末に報われる結果となった。長い努力の補償を得ることになった俳優たちの告白に、応援の声が加わっている。
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