2006年にデビューし、トロット歌手生活18年目のヤン・ジウォンにBTN仏教放送スタジオで会い、活動計画に対するインタビューを行なった。
ヤン・ジウォンは4歳の時からトロットを歌い始め、「トロットの神童」として各番組に出演して注目を集めた。この時のステージ公演回数だけでも 5000回を超えていたという
13歳で日本コロムビアレコードからラブコールを受けて演歌歌手として活動してから韓国に帰国し、2013年に国内で「アヤヤ」という曲でカムバックした。その後2018年に軍隊を除隊した後に新曲「アサラビア」で復帰。
2020年にTV CHOSUN「明日はミスター・トロット」に出演したが、残念ながら6回で脱落し、2023年にはKBS「朝の広場 挑戦!夢の舞台」王中王戦に出演した。
Q. BTNラジオ「響き」という番組にいつから出演?
2021年5月から火曜日午後7時の番組「ロマンティックラジオ ヤン・ジウォンです」のDJとして放送しています。1年半前に偶然ゲストとして来ることになったんですが、気に入ってスペシャルDJとして 1、2回入ることになったんですが、その後たくさんのファンの方がヤン・ジウォンに固定してほしいとリクエストをいただき、本格的に昨年から「ロマンティックラジオ ヤン・ジウォンです」というタイトルで放送しています。
Q. 他の放送番組との違いは?
若干、宗教的なカラーがあって固定観念を破るのが目的です。
今、7時の番組にDJが4人いるんですが、みんな仏教放送という色から少し離れて、もう少し多くの人がこのYouTubeチャンネルを通じてこの放送を聴いてほしいという願いから始めました。なので今はBTNを初めて聞く方は、仏教放送なのかよく知らずに入ってくる方が多いです。
Q. 歌も聞いてみると、80年代~90年代の歌だが選曲は誰が?
僕がおすすめする曲もあります。作家と一緒に相談する部分もありますし、どうしても私が足りない部分は制作陣の方の助けを借りる部分もあります。 なぜなら、リスナーのターゲット層が40代から70代の方まで、年上の方は80代までお聞きになりますが、その方たちの昔の郷愁を刺激するために歌を選曲しています。最近、そういうラジオ放送がありません。
1年だけの放送ではないじゃないですか? 長続きする放送を作るためには気楽に接近できる歌に私が意味を付与していきます。時代的背景とか、季節とか天気によってレパートリーが選ばれ、DJの声によってこの番組の雰囲気が決まるじゃないですか。だから僕は曲の選定においても、すごく気を使っています。
Q. 良い点は?
他の放送もたくさんモニタリングしてみましたが、私たちの放送は家族のような雰囲気を作りたいと思いました。そして、誰もが気軽にやって来て、DJとリスナーの壁をなくし、この壁を崩すことに非常に多くの努力をしたと思います。
それで、視聴者とお便りを送ってくださった方の歌を聞きながら、その方のお便りを多くの方にどのように紹介できるかについてたくさん考えています。選ばれた人は、本当に多くの人の間で主人公になるんです。その主人公になったらどんなにうれしいと思いますか?
そうやって僕はDJをしています。
Q. BTNと一緒にお寺の行事や公演も?
はい。昨年は30カ所ぐらいで公演もして行事にも参加してみると、仏教に関した歌が必要だったので、今回「渡し船」という歌を発売しました。今回のアルバムを自分で全て企画して、プロデュースと作曲もしました。
Q. ファンクラブの人たちもお寺の行事に参加を?
ファンクラブの場合は体系的に動いています。コミュニティーやYouTubeチャンネル、ホームページに放送前に僕が広報をしたら、多くの方がカカオトークを通じて共有して参加します。仏教行事の場合は、200人から300人ずつバスを貸し切って参加しています。
Q. KBS「朝の広場」出演以降、多くの変化があったようで…
「朝の広場 挑戦!夢の舞台」が生放送で1時間なので編集がないんです。歌手が持っている全てのものを見せる番組だと思います。生放送1時間のうち、本人に与えられた時間はわずか7分から10分です。その10分間、自分が生きてきた人生史を紹介しながら歌を歌うと、教養番組なので本当に多くの方が共感してくださるんです。
だから僕は番組を見て、自分の足りなかった部分をもっとよく見てくださる方もたくさん増えて、「ミスター・トロット」という番組でファンクラブができた時より、今回5連勝をして、 さらに多くのファンができたようです。
Q. 今まで出したアルバムの中で 一番愛情が湧く曲は?
「故郷の家」という歌です。
70年代、80年代の郷愁を刺激できる曲なんですが、その歌を準備しながら本当にたくさん泣いて、たくさん笑いました。
レコーディングをするには、 十分なお金がないといけないのに準備できなかったのでアルバイトもしてファンからも助けてもらいながら大変だったんですが、その曲が今は少しは歌われているようなのでこの歌に愛着が湧いてきました。
Q. 昨年の活動は満足?
昨年は本当に忙しく過ごしました。
特に9月、10、11月の3カ月間で140か所ほどを忙しく回っていたんですよ。そしてヤン・ジウォンという歌手の いい部分をたくさんお見せできたきっかけになったと思います。
Q. 公演がない日はどう過ごす?
公演のない日には、主に曲作業をします。家に作業室とスタジオがあるので、今できるだけたくさん書いておこうと努力しています。
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