歌手のオーディション番組の優勝者出身で、俳優を越えてミュージカルにまでチャレンジしたオールラウンダーのソ・イングク。彼はチャレンジに対する恐れはないかという質問に「僕はチャレンジだと思うより、できる領域をどんどん広げる感じでしている。一番最初に演技をするようになった瞬間はチャレンジだった。その後、あるキャラクターに出会うということは、だんだん広くなっていくキャリアだった。ミュージカルも多くの方がチャレンジしたというが、持っているもので出来ることをたくさんお見せしたいという欲求がある。ミュージカルもずっと続けたいし、アルバムの作業もずっとしている」として、今後も様々な活動を続けていくと明らかにした。
今回の「もうすぐ死にます」もソ・イングクの人生キャラクターだという好評を得ている。彼は「撮影に入る直前に監督と私の目標があった。『これまで見ることができなかったソ・イングクの姿を見せよう』とおっしゃった。もちろん人にはいろんな感情がある。かっこよさ、面白さ、怖さ、悪役と、いろいろなことをしたが(イジェは)情けなさと人生と死の感情が極限に行くまで立体的だったので、これまで見ることができなかったキャラクターだったと思う。それで貪欲さが生まれた」と笑った。
ソ・イングクを代表するドラマとして「応答せよ1997」を外すことができない。「応答せよ1997」のようなロマンスをもう一度やってみたいというソ・イングクはまた、自身の作品の中で「空から降る一億の星」に対する大きな愛情を見せた。
「僕は順位を選ぶことはできないが、『空から降る一億の星』のムヨンがとても好きだ。切ないロマンスをまたしたい。僕が悲しいものをよく見れない。MBTIがTなので悲しいものを見ると泣く。胸がぐっと詰まって息がよくできない感情がとてもつらくてあまり見ないが、奇妙な感情を感じた。何人かの俳優たちと『空から降る一億の星』の最終話を一緒に見た。その時も僕はそれを見ながら泣いた。その時学んだことがとても多くてもう一度やってみたい。また、『元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜』でふざけながら詐欺をして、正義のためにした行動も面白かった。切ないロマンスやブロマンスもまたしてみたい。いくつかのあまりうまくいかないという感情がとても難しくてよく見えないが、奇妙な感情が聞こえたよ。 一度やってみたい。また、『38師機動隊』で迷惑をかけながら詐欺と正義のためにした行動も面白かった」と語った。
「もうすぐ死にます」パート2は、2024年1月5日に公開される予定だ。ソ・イングクは「4部までのチェ・イジェは、本人がその状況でじたばたする。今はどんな役で活用するのかというポイントがあるが、とても奇抜で面白くて、死が見せてくれた12の生と死の束縛から抜け出すことができないという壮絶さもあるので、そんな部分がとても面白いのではないかと思う」と、とても期待させた。