韓国の歌手オム・ジョンファが、自身と同じ甲状腺癌で闘病した20代の女性を応援した。
YouTubeチャンネル「dingo story」に24日、「同じ痛みを克服した芸能人が私を慰めてくれたなら?」と題した動画が投稿された。
動画に出演した女性は、ある日突然、甲状腺癌の診断を受けたものの、幸いにも手術を経て現在は回復中という人物だった。女性のためにサプライズイベントを行ったのはオム・ジョンファ。彼女も2010年に甲状腺癌の手術を受け、声帯麻痺で8ヶ月間声が出ず、辛い時間を過ごしたという。
オム・ジョンファの登場を夢にも思っていなかった女性は、オム・ジョンファが近づくと驚いて嬉しそうに微笑んだ。そして涙を見せると、オム・ジョンファは「大変だったね、お疲れさま」とやさしく頭をなで「分かっているね、私も涙が出るよ」と一緒に涙を流した。
オム・ジョンファは「話を聞いて、私が行かないとと思った。一番よく知っているから」と深く共感した。「すごく怖かった。たくさん寂しくて怖かったけど、よく乗り越えたよね」と慰めた。声が出なかったという女性の話にも、オム・ジョンファは「怖かったでしょ?でも戻ってきたんだから、このすべてが大切なんだよ」と微笑んだ。
また、体力が早く戻らないという女性の言葉にも共感した。涙を見せたオム・ジョンファは「私もそうだった。全身が塩漬けにされたように疲れたでしょ?」と話し、「それは体が疲れているから。私たちは手術のことはよく覚えていないけど、体はすごくストレスを受けている。トラウマを覚えている。お疲れさま、よくやった、ありがとう、体にもそういう言葉をかけると効果がある」とアドバイスを送った。
続けて「こういう経験はない方がいいけど、ある面では共に理解し、共感できる、そんな経験ができたのだから、それだけ成長したと思う」とし、「ちゃんと体調を管理してほしい」と応援した。
WOW!Korea提供