11月5日、渋谷LINE CUBEにて人気オーディション番組「BOYS PLANET」に出演し、注目を集めた日本人4人で構成されたグループTOZの初めての日本ファンミーティング「TOZ First Fanmeeting In Japan 」が開催された。“ファンと一緒に作り上げていく”がテーマのもと、トークやゲーム、ミニライブなどをしてTOPAZ(ファンダム名)との楽しい時間を過ごした。
本記事では昼公演をレポートする。
開演時間ぴったりに会場が暗転すると、オープニング映像が流れると共に会場には悲鳴のような歓声が響き渡った。そして、薄暗いステージにメンバーがスタンバイする姿を捉えたファンが、黄色い声援を送ると、爽やかなサウンドが広がると共にステージが明るくなり、笑顔でいっぱいのTOZメンバーの姿が現れた。1曲目に披露したのは、爽やかなディスコとヒップホップを融合したナンバーの「Peach Peach」。メンバーの弾けるキュートな魅力が詰まったこの曲で、ファンをメロメロにさせた。
大阪公演で発表されたファンダム名「TOPAZ」は、元気いっぱいのビタミンカラーであるオレンジイエローのトパーズからきたもので、ファンが持つペンライトもトパーズカラーとなっていた。
1曲目を、歌い終えて一度はけてからメンバーが再登場すると、トパーズ色のペンライトが激しく揺れ、ファンは興奮を隠しきれない様子。
リーダーのアントニーが「いつものいきますよ」と言うと、「On Our Way! こんにちはTOZです」と可愛く首をかしげてあいさつ。一人一人のあいさつでは、ポケモンの必殺技を入れながらの個性的な自己紹介で、メンバーそれぞれの魅力をアピールした。
「TOZキャラクタートーク」では、メンバーが愛するキャラクターを紹介。
ユウトはピーターパンをあげ、「勇敢で仲間思いで、純粋だけどたまに生意気なところもあって大好きです。ピーターパンは12歳という若さを保つことができて、大人になるといろいろ考えないとならないけど、12歳は自分の好きなことができるから」と選んだ理由を語った。ピーターパンの能力の中でほしいとものについては「空を飛ぶのが良いなって思いました。行ったところがないところに行きたいし、世界中のTOPAZに会いに行きたいです」と目を輝かせた。
タクトは飛行機の中で見た「ドラゴンボール」の影響で、ピッコロをチョイス。タクトは「めっちゃいい人になっていて惚れました」と紹介し、ピッコロの能力については、「ピッコロさんはいろいろできるんですよ。耳がめっちゃよかったりするんですけど、腕が伸ばせるようにして、びよーんって。ステージからでもファンの近くでハートも作れるし、頭をなでなでできるから」と笑顔を見せると、ファンも想像だけで大興奮。実際にできなくても喜ぶファンを見て、タクトは「残念、僕は伸びなーい」と茶目っ気たっぷりに話し、タクトの一つ一つの可愛い言動に会場はさらに興奮状態となっていた。
続いてアントニーが選んだのは「ONE PIECE」のチョッパー。彼は「最近ハマっていて、本当に可愛いんですよね。チョッパーって、赤鼻じゃなくて、青鼻のトナカイで生まれたので孤独だったし、それでもそれを武器にして前向きに進んで、薬を作って医者になれるまでになって、その姿に勇気づけられました」と語り、チョッパーの強みは万能薬を開発できるということで、「TOPAZの万能薬になりたい」と伝え、ファンの心を満たした。
最後にハルトはポケモンのサトシを選び、「20年間ポケモンマスターになれるという夢を追いかけるまっすぐな姿がかっこいいなと思いました」と話し、ほしい能力については「ポケモンマスターのように(ボールを投げて)皆さんをつかまえてみんなを虜にしたいです」と伝えると、タクトが「TOPAZ」ゲットだぜ!」と決め台詞とポーズで、ファンの心を鷲づかみにした。
続いて、「能力値アップ リレーゲーム」のコーナーでは、100秒以内に「絵を描いてメンバーに当ててもらう」、「ハート3種のポーズ」、「輪投げを3つ入れる」の3つのゲームを成功させ、早く成功させた順位を決めるゲームがスタート。最初に挑戦したユウトは、絵やハート3種を難なくこなし、輪投げでは輪投げを受け取る棒を持つタクトがユウトの方に寄せてあげて61秒でフィニッシュ。
タクトは「絵心ないんで」と自信のないコメント通り、テーマを見て絵を描く部分で苦戦。細い棒が描かれた絵を見たメンバーは、「ごぼう、ネギ、虫」などいろいろ答えるがなかなか当てられず、「ペンライト」が近いというヒントを得てひらめいたハルトが「マジック」と答えて何とかクリア。ハート3種は余裕でこなしてファンのハートを射抜き、輪投げでは時間がないこともあり、輪をまとめて放り投げて見事に3つ入れることに成功させ、4秒を残してゲームをクリアした。
最後の輪投げの部分は反則ではないかと司会者に言われたが、ファンのジャッジで「成功でOK!」と決定。ファンの優しさにタクトは「大好きです」と目をキラキラさせ、ここでもファンを虜にしていた。
アントニーは「わし、これ上手なんで大丈夫」と絵のテーマを見て余裕を見せてスタート。ラケットと羽根をさらさらと描いてスケッチブックを見せると、ハルトがすぐに「バトミントン」と答えてクリア。ハート3種や輪投げもスムーズにこなして57秒で成功させた。
最後にハルトは、「負けず嫌いなので、頑張りたいと思います」と意気込み、3つのゲームをテンポよくクリアしていき39秒で成功させ、見事に1位を獲得した。
(2ページに続く)