国楽家キム・ジュンス出演「覇王別姫」、国立唱劇団で11月に開幕…4年ぶりの公演


国立唱劇団は、「覇王別姫」を11月11~18日に公演することを19日明らかにした。

「覇王別姫」は中国の同名の京劇を原作としたもので、2019年に国立劇場で初演された。4年ぶりとなる今回の公演は大劇場ヘオルムに舞台を移して観客と出会う。

作品は紀元前206年。中国西楚の覇王項羽(こうう)と漢皇帝劉邦(ユバン)の対決、項羽と恋人虞姫(ウヒ)の悲劇的な愛を描く。


ジョン・ポグォンが西楚の覇王項羽を、イ・グァンボクが項羽に対抗する漢皇帝劉邦を演じる。

国楽家キム・ジュンスは女装で項羽の恋人虞姫役を演じ、期待を集める。

初演当時、虞姫役を引き受けたジュンスは自然な演技と高難度の剣舞を披露し、ウ・シングォ演出家から「イ・ランパン(中国京劇のレジェント俳優)を見るようだ」と絶賛された。

11月12日の公演後には、制作陣・出演陣と共に作品についてトークする時間が予定されている。

関連記事

2023.10.19