秋になると聴きたくなる、オススメK-POPソング特集

IU「Autumn morning」
韓国歌手「IU」が2017年にリリースした、カバーアルバム『A Flower Bookmark 2』の収録曲。先行配信曲として他の曲よりも一足先にリリースされ、話題となった楽曲。原曲は韓国の大御所歌手「ヤン・ヒウン」の同名タイトル曲。イントロはIUのアカペラから始まり、清々しい朝を感じる彼女の爽やかな歌声と、アコースティックギターのアルペジオが秋の田舎町を想像させる。ちなみに、韓国のストリーミング配信は、夕方18:00からの配信開始が暗黙の了解だが、曲名と同じく朝にリリースしたいという彼女の希望で、朝の7時にリリースされたのも話題となった。

TREASURE「ORANGE」
韓国ボーイズグループ「TREASURE」が2021年にリリースした、アルバム『THE FIRST STEP : TREASURE EFFECT』に収録された曲。作詞にメンバーのASAHI・HARUTO、ラップメイキングにHYUNSUKとYOSHI、そして作曲にASAHIが名を連ねている。ニュートロ、Lo-Fiの感性を彼らがもつ青々しさを「オレンジ」という見慣れたようで新鮮なもので表現。オレンジ色の夕焼けの下、お互いに別れ惜しむ姿をとらえたラブストーリーが歌詞に表現されている。同年の3月に日本で発売された同名アルバムには、この楽曲の「日本語版」が収録されており、こちらもとても良いのでぜひ聴いてみてほしい。

テヨン「11：11」
韓国ガールズグループ「少女時代」のテヨンが2016年に発売した楽曲。一日が終わりそうな時間である「11：11」を恋人との関係が終わる直前の時間として比喩し、秒針が「11：11」になった時に、恋人と願い事をしていたことを思い出してしまうという切ない歌だ。韓国の有名な作詞家キム・イナが作詞を担当し、時計と失恋を絶妙な言葉でマッチングさせた歌詞は聴く人をいつでもたまらなくさせる。特に、「全ての物事が居場所を見つけて去って行っても 君が私のすべてを持ち去っていっても 私の心は時計の中の針みたいに 同じところを回り続けているの」という歌詞がお気に入り。

WOW!Korea提供