【おすすめK-POPソング】秋に聴いてほしい、哀愁漂う女性歌手の曲特集
1曲目は韓国歌手「IU」が、2021年に発売したEPアルバム『Pieces』の収録曲「Love Letter」。2020年に音楽バラエティ番組「ユ・ヒヨルのスケッチブック」内での「IU12周年特集」で披露されたこの曲。当時未発表曲として披露したことから、彼女の曲として後に発売されると思いきや、翌年2021年に歌手「チョン・スンファン」へこの曲を提供し、話題となった。だがその後、自身のアルバムでセルフカバーした。「路地で戸惑いながら言った初めての別れを今も覚えています」という歌詞から始まるラブソングで、「ある男女が道端で出会い、時間を忘れて朝の5時まで語りあった所から始まる」というストーリーが表現されている。秋の夜を感じるには充分すぎるくらいの感性がそこらじゅうに散りばめられており、冷たい秋の夜風に当たりながら聴きたい一曲だ。
2曲目は、韓国歌手「クォン・ウンビ」が2022年にリリースした、アルバム『Color』の収録曲「Speed of Love」。エレキギターとエレクトリックピアノのサウンドが印象的なオシャレなジャズ曲で、この曲は彼女が「新しい歌唱方法で歌った」と明かしている。今までのどんな歌声よりもかわいらしい彼女が堪能できるので、ぜひ聴いてほしい。少女が「ゆっくり愛を育てていきたい」と夢見ている状況が浮かぶ美しい歌詞と、ウンビの軽やかで愛らしい歌声がよく合っていて、何時間でも聴いていたくなる。サウンドがとても心地いいので、部屋でぬくぬくと温かいココアを飲みながらほっと一息つきたくなるような曲だ。
WOW!Korea提供