グループ「BLACKPINK」がきょう（16日）とあす（17日）、ソウル・高尺（コチョク）スカイドーム（SKY DOME）でついにワールドツアー「BORN PINK」の大長征を終える。

韓国内のファンたちと始まりと終わりを共に完成する場であると当時に、約1年間の公演を総集約した祭りであり、大きな関心が集まる。これまで積み重ねてきた舞台掌握力と演出のノウハウはもちろん、世界全域の音楽ファンがなぜあれほど「BLACKPINK」に熱狂したのか、五感で感じられる見通しだ。

◇ 米・英のフェスティバルを制したパフォーマンス“ラスボス”

「BLACKPINK」は昨年10月からアンコール公演を含め北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、中東など34都市で64回目に達するガールズグループの歴史上最大規模のツアーを展開した。その間、アジアのアーティストで初めて世界最大の音楽フェスティバルであるアメリカの「コーチェラ・フェスティバル」やイギリスの「ハイドパーク」のヘッドライナーとして活躍し、“ワールドクラス”として存在感を刻み込んだ。

ソウル公演はこのすべてを凝縮した、最高の成果だけを厳選して準備した。まさに「BORN PINK」の完結版であるわけだ。特に「コーチェラ」の一部のパフォーマンスを構成に積極的に活用し、当時の戦慄を韓国でもそのまま再現される計画であり、一部のヒット曲はこの場を通じてのみ聞けるアレンジを図った。ダンサーはツアー中、歴代最多人員が投入され、圧倒的規模感に力を添える。

◇ スケールを大きくし、新しさをプラス

各国のさまざまな環境と変数の中の真価を繰り返してきたトップクラスのYGの公演プロダクションが高い完成度を後押しする。K-POPの女性アーティストで初めて韓国最大の室内公演会場の高尺ドーム入りを果たすだけに、ステージ規模、LEDスクリーン、レーザー、照明、特殊効果などの演出要素たちを総合的に追加拡大し、すべての観客たちと近くで交感しようと心血を注いだ。

グローバルファンと有力海外メディアたちの賛辞を呼んだ「コーチェラ」の韓屋の瓦のセット新しく製作された。韓国固有の美しさと象徴性を生かすために、小さなことをひとつ逃さず、屈曲表現から材質、立体感などのディティールな部分まで集中して補完した。

◇ 全世界ぶBLINKたちと楽しむ祭り

17日の公演は大長征の最後を飾る特別な瞬間だけに、「BORN PINK」ツアーで初のオンライン同時ストリーミングで進行し、物理的境界を越えて全世界のBLINK（ファン名）たちを華やかな祭りに招待する。これまで共に走ってきたファンたちはもちろん、残念ながら公演会場を訪れることができない観客たちにも意味深いプレゼントになるものと期待される。

ソウルの至る所でさまざまな見どころが用意された。ホンデ（弘大）近隣にはイギリス、フランス、アメリカなどのファンたちを熱狂させたVERDY（ヴェルディ）とのコラボレーションのポップアップが上陸する。公演当日、現場には多彩なブースと日常の中の炭素低減実践を促す観客炭素計算機イベントなどが準備され、楽しさと意味の両方をしっかりとつかむものとみられる。

一方、「BLACKPINK」がYGエンターテインメントとの再契約の可否を今回の公演で明らかにするかもと関心が集まっている。「BLACKPINK」は8月8日にデビュー7周年を迎えている。

WOW!Korea提供