「MTV Video Music Awards(以下、VMA)」は年間の最も優れたミュージックビデオやアーティストを決定する全米最大級の音楽授賞式で、今年で40回目を迎えました。昨年と同様、ニュージャージー州のプルデンシャル・センターを会場に豪華アーティストが観客を前に煌びやかなパフォーマンスや受賞の喜びを語ったほか、数々のパフォーマンスが披露され、現地は大いに盛り上がりました。
2023 MTV VMA のオープニングを飾ったのはリル・ウェイン。彼のヒット曲である「Uproar」(Tha Carter Vより)や新曲「Kat Food」を披露し、会場を沸かせました。続けて、オリヴィア・ロドリゴがステージに登場。彼女は今年MTV Video Music Awardsで6部門にノミネートされており、その実力を存分に発揮しました。今年約2年半ぶりにリリースされた彼女のヒット曲「vampire」と「Get Him Back!」をパフォーマンスし、豪華なステージングとともにイベントを幕開けしました。
Stray Kidsは、最優秀K-POP・ビデオ賞を初受賞。受賞を発表され驚きを隠せないままステージに上がると、彼らは、ファンへの感謝の気持ちを伝えました。
リーダーのバンチャンは「まず、私たちをVMAsに招待してくださったことに感謝します」と述べた後に、「この賞にはとても大きな意味があります」と観客に語りかけました。続けてフィリックスは「私たちのファン、STAYに感謝したいです。これからもたくさん見せていきたいので、応援をよろしくお願いします」とファンへの想いを伝えました。彼らは再びステージに登場し、受賞した楽曲「S-Class」のパフォーマンスを披露。パワフルな振り付けで会場を熱狂させました。
そして、こちらも初のVMAsでの受賞となったTOMORROW X TOGETHERがステージに登場。「Sugar Rush Ride」で年間最優秀MTV PUSH パフォーマンス賞を受賞した彼らは、新曲の「Back for More」を初披露。ブラジルを代表するアーティスト、アニッタとのコラボレーションステージで、そのエネルギッシュな曲に華を添えました。また、受賞コメントでは「今日の夜を永遠に忘れないだろう。MOA(TOMORROW X TOGETHERのファン)に感謝している。」とファンへの想いを伝えました。
ビデオ・ヴァンガード賞を受賞したシャキーラは、「She Wolf」や、「Te Felicito」、そして「TQG」へと続いた彼女の代表的なヒット曲のメドレーを披露し、華やかな演出とともに会場を沸かせました。
アメリカのポップスター、テイラー・スウィフトは新曲「Anti-Hero」により、昨年自らが達成した年間最優秀ビデオ賞の最多受賞記録をさらに更新。多岐にわたる部門での受賞と合わせ、圧倒的な存在感を示しました。特筆すべきは、彼女が受賞した最優秀ポップ・ビデオ賞のプレゼンターとして伝説的グループ、イン・シンクが22年の時を経て再結成し登場。会場は一体感で盛り上がりました。
そして、クライマックスはヒップホップ50周年の壮大なセレブレーション。グランドマスター・フラッシュやニッキー・ミナージュ、リル・ウェイン、LL・クール・Jなど、ヒップホップ界を代表するアーティストたちが集結し、会場を最高潮に沸かせショーを締めくくりました。
MTVでは、このイベントの模様を9月23日(土)21時30分より放送いたします。(再放送あり)
- 受賞作品
<年間最優秀ビデオ賞/VIDEO OF THE YEAR>
テイラー・スウィフト – 「Anti-Hero」
<年間最優秀アーティスト賞/ARTIST OF THE YEAR>
テイラー・スウィフト
<年間最優秀楽曲賞/SONG OF THE YEAR>
テイラー・スウィフト –「Anti-Hero」
<最優秀新人アーティスト賞/BEST NEW ARTIST>
アイス・スパイス
<年間最優秀MTV PUSH パフォーマンス賞/PUSH PERFORMANCE OF THE YEAR>
TOMORROW X TOGETHER –「Sugar Rush Ride」
<最優秀コラボレーション賞/BEST COLLABORATION>
シャキーラ, カロルG –「TQG」
<最優秀ポップ・ビデオ賞/BEST POP>
テイラー・スウィフト –「Anti-Hero」
<最優秀ヒップホップ・ビデオ賞/BEST HIP-HOP>
ニッキー・ミナージュ –「Super Freaky Girl」
<最優秀ロック・ビデオ賞/BEST ROCK>
マネスキン -「THE LONELIEST」
<最優秀ラテン・ビデオ賞/BEST LATIN>
アニッタ –「Funk Rave」
<最優秀R&B・ビデオ賞/BEST R&B>
シザ –「Shirt」
<最優秀K-POP・ビデオ賞/BEST K-POP>
Stray Kids –「S-Class」
<ビデオ・フォー・グッド賞/VIDEO FOR GOOD>
ダヴ・キャメロン –「Breakfast」
<最優秀監督賞/BEST DIRECTION>
テイラー・スウィフト –「Anti-Hero」
<最優秀アートディレクション賞/BEST ART DIRECTION>
ドージャ・キャット -「Attention」
<最優秀アフロビーツ賞/BEST AFROBEATS>
セレーナ・ゴメス, レマ -「Calm Down」
<グローバル・アイコン・アワード/GLOBAL ICON AWARD>
ディディ(ショーン・“ディディ”・コムズ)
<ビデオ・ヴァンガード賞/VIDEO VANGUARD AWARD>
シャキーラ
<最優秀オルタナティブ・ビデオ賞/BEST ALTERNATIVE>
ラナ・デル・レイ -「Candy Necklace(feat. ジョン・バティステ)」
<最優秀撮影賞/BEST CINEMATOGRAPHY>
テイラー・スウィフト –「Anti-Hero」
<最優秀視覚効果賞/BEST VISUAL EFFECTS>
テイラー・スウィフト –「Anti-Hero」
<最優秀振付賞/BEST CHOREOGRAPHY>
BLACKPINK -「Pink Venom」
<最優秀編集賞/BEST EDITING>
オリヴィア・ロドリゴ -「vampire」
<年間最優秀アルバム賞/ALBUM OF THE YEAR>
テイラー・スウィフト -『ミッドナイツ』
<年間最優秀グループ賞/GROUP OF THE YEAR>
BLACKPINK
<ショー・オブ・サマー/SHOW OF THE SUMMER>
テイラー・スウィフト
<ソング・オブ・サマー/SONG OF THE SUMMER>
ジョングク -「Seven(feat. Latto)」
- 「2023 MTV Video Music Awards」開催概要
<2023 MTV Video Music Awards Main Show>
1984年の初開催以来、MTVが総力を挙げて開催する一大イベント「MTV Video Music Awards」は、年間の最も優れたミュージックビデオやアーティストを表彰する、アメリカでは絶大な権威を築いている音楽授賞式。毎年、世界の音楽シーンを牽引するトップアーティストが出演し数々の伝説を作り出してきました。日本時間9月13日(水)に開催されたこの授賞式の模様を最速放送!
番組 URL: https://www2.mtvjapan.com/music/programs/202309-004
放送日:9月23日(土)21:30-25:00、9月28日(木)20:30-24:00
※字幕版の放送は10月15日(日)21:00-24:00を予定しています(リピートあり)。
<2023 MTV Video Music Awards Pre-Show>
「2023 MTV Video Music Awards」のプレショーの模様を最速放送します。
番組 URL: https://www2.mtvjapan.com/music/programs/202309-005
放送日:9月23日(土)20:00-21:30、9月28日(木)19:00-20:30
※字幕版の放送は10月15日(日)20:00-21:00を予定しています。
■「MTV Video Music Awards」とは
全米最大規模の音楽授賞式。1984 年の初開催以来、MTV が総力を挙げて開催する一大イベントで、年間の最も優れたミュージックビデオやアーティストを決定する授賞式として、アメリカでは絶大な権威を築いています。グラミー賞と並ぶ栄誉を誇るとも言われるこのアワードが他の音楽祭典と一線を画す最大の特徴は、ポップカルチャー史に残る伝説的な瞬間を数多く生み出してきた点です。マドンナ、マイケル・ジャクソン、ガンズ・アンド・ローゼズ、エミネム、ニルヴァーナからブリトニー・スピアーズ、カニエ・ウェスト、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、マイリー・サイラスに至るまで、VMA のステージに立ってきた多くのトップアーティストにとって、自身のキャリアを一夜にして変えてしまうようなイベントは VMA をおいて他にありません。
■MTVについて http://www.mtvjapan.com/
世界180カ国以上で展開する、世界最大級のユース向け音楽&エンターテインメント・ブランド。世界の視聴者数は7億5千万世帯を超え、日本では約650万世帯(2021年7月末現在)。ビッグアーティストの独占映像やライブ映像、国内外のアワードやイベントなど、世界中で展開するネットワークを生かした音楽やアーティスト関連の多彩なコンテンツを、日本オリジナル編成で24時間放送中。全国のケーブルテレビ、スカパー!、ブロードバンド放送などを通じて一般のご家庭、シティホテルや飲食店等でご覧いただけます。