「インタビュー」「カッコウの巣」で大注目!マクチャンドラマの貴公子ヒョン・ウソン、ドラマとは異なり、優しくて一生懸命な年下との恋愛を切望!

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ヒョン・ウソンさんは「カッコウの巣」の第54から登場します。このドラマに出演したきっかけは?

実は、このドラマがまだ準備段階の時、出演依頼の連絡をいただきました。しかしその時は、ちょうど「貴婦人」というドラマの撮影が入っていて、打ち合わせにも出られませんでした。そのドラマが終わって、「カッコウの巣」のキャラクターの話も聞き、放送も見ました。チャン・ソヒさんと、一度共演してみたいという希望がありましたし、また、こういうキャラクターに挑戦してみたいという気持ちもあって、出演することになりました。

 

途中からの登場でしたが、プレッシャーはありませんでしたか?

プレッシャーよりも、他の皆さんにすまないという気持ちがありました。長いドラマの場合、序盤で視聴者に良い印象を与えたいですし、また監督や俳優たちは無理をして、できるだけたくさん撮ろうとします。徹夜の撮影が続くと、ドラマの半ば頃には集中力も落ちて疲れてきますよね。そこに、視聴率もある程度上がって楽な時に撮影に入ると、「お前、何もしてないくせに」って(笑)。これは冗談ですが、申し訳ないと思ってしまうんです。

 

ヒョン・ウソンさん演じたミョンウンのキャラクターを簡単紹介してください。

イ・ミョンウン弁護士の役を演じています。こんな人、実際にはいそうにないですよね。外見も性格も素晴らしくて、社会が彼を必要とし、不合理に反対して弱者の側に立つ。こんな人がいたらいいなという、一種のファンタジーに近い存在だと思います。

 

ミョンウン役を演じながら、も神経を使った部分は?

弁護士さんの話し方を真似したりもしましたが、何より、「出前持ちのウスさん」という、実話に基づく映画を見たのが、大きかったですね。孤児院出身で、ジャージャー麺の出前持ちが仕事。1か月100万ウォンにも満たないお金で働いている男の話です。彼はそれでも5人の子供たちを援助し、当の本人は3畳ほどしかない小さな部屋に住んでいる。そんな彼が交通事故で死亡する……。予告編を見ただけでも涙が出ますよ。イ・ミョンウンも、いつもそんな気持ちを持っていたんじゃないかと考えたんです。つまり、教育を受けられなくても、いい家に生まれなくても、人を助ける気持ちを持っていたと。

※「出前持ちのウスさん」(2012、ユン・ハギョル監督)、日本未公開

 

印象シーンがあれば

私が考える一番いいシーンは、母親のチャン・ソヒさんが子どもを取り戻した時、か弱く見えるけど幸せそうに見える、そんなシーンですね。

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チャンソヒさんとの共演はめてですが、実際にじてみてどうでした?

私は自分が本当に幸運だと思います。「福寿草」ではイ・ユリさんと共演しました。ユリさんはこの前、演技大賞を受賞しましたが、チャン・ソヒさんも演技大賞を2回も受賞している方です。そのような方々と共演するので、私には特に準備することはないんですよ。演出をよく聞いて、それを受け入れて一生懸命演技をすればいいだけだから、本当に楽でした。性格も素晴らしいですし、あえて私が言葉で表現する必要もない、立派な女優さんだと思います。

 

チャンソヒさんは、年齢では7年上だと思いますが、年上の女性とのについてどういますか?

若い頃は年上の人が好きでした。でも、私も大人になり、最近では年下の女性がいいんですが…(笑)。それよりも、自分の好きなタイプの人は、若い頃からずっと変わらないですね。もちろん、好きな人はいます。年齢より気が合うかどうかが重要ですね。何ごとにも一生懸命で心がやさしい人かな。

 

ファン・ドンジュさん、チェヨンさんとも、このドラマで初めてお会いしたんですか? お二人の第一印象はどうでした? 際に共演してみて、これまで持っていたイメージがわったりしましたか?

ドンジュさんは、最初は私より年下だと思っていました。でも会ってみると、私よりも年上だとわかって(笑)。繊細で集中力があり、一緒に演技をして学ぶところが多い俳優さんだと思います。チェヨンさんは本当に優しくて、とても一生懸命な方でした。体力もありますね。普通、フルショット、ツーショット、バストショットを撮れば、バストショットのときに一番力を入れます。しかし、チェヨンさんはすべての撮影で全力を尽くすんですね。その気力が私にも伝わってきます。視聴者はどう判断されたか分かりませんが、私が見るところ、彼女の演技と演技に対する姿勢は、演技大賞ものだと思います。

 

これから挑戦してみたいジャンルやキャラクタがあれば

毎年変わるんですよ。「カッコウの巣」が自分にとって7作目の作品ですが、以前は見えなかった部分が見えてきたような気がします。キャラクターが本当の意味で“生きている役”をやりたいですね。これまでとはまったく違ったような役、例えば武術を修行していて、体は若いのに年齢は100歳を超える武術の達人とか……。印象深くて面白い、思い返すと微笑みが出る、そんなキャラクターを演じたいです。

 

日本ファンの方にメッセージを。

日本の皆さん、こんにちは。「カッコウの巣」でイ・ミョンウン役を演じたヒョン・ウソンです。日本で本作のDVDでお会いできて嬉しいです。このドラマは異色のモチーフ、衝撃的なストーリーで、見どころがたくさんあります。ぜひ、多くの方に見ていただきたいです。

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「カッコウの巣」全102話

DVD-SET1~SET5&レンタルDVD Vol.1~31リリース中

8月5日(水)DVD-SET6~7&レンタルDVD Vol.32~42リリース中

SET1 \12,000(税別)SET2~7各¥15,000(税別)

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

DVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/kakkou/

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2015.07.25