ローバルガールズグループKep1erの日本初ツアー「Kep1er JAPAN CONCERT TOUR 2023 <FLY-BY>」が6月11日(日)の神戸ワールド記念ホールでツアーファイナルを迎えた。
今年3月にリリースしたJapan 2nd Single <FLY-BY>のタイトルを冠した今回の公演は、東京・代々木第一体育館を皮切りに、愛知、神戸と全国3都市6公演を巡り、計5万人を動員した。
6月11日公演の模様はLeminoで生配信も行われ、全国のKep1ian(ファンの呼称)がツアーファイナルを見届けた。
会場中がKep1erの登場を待ちわびるなか、ビジューが輝く真っ白な衣装に身を包んだ9人のメンバーが姿を現すと、割れんばかりの歓声が響きわたった。
ダヨンの「Let’s go」の掛け声とともに「We Fresh」、続いて「Up!」とKep1erならではのエネルギッシュなパフォーマンスで華やかに幕を開けた。
最初のMCでは「Kep1ianのみなさん、こんばんは」と全員で挨拶。
ヒカルは「みなさん本当に会いたかったです。今日は最終日ですよ、皆さん楽しむ準備はできていますか?」と盛り上げ、シャオティンも「全てを出し尽くせるように頑張ります、覚悟してくださいね。」と会場を沸かした。
MCあけのステージでは雰囲気が一変し、赤い妖艶な照明のなか、ヒールの靴音が鳴り響き「LVLY」がスタート。
続いてセンターステージに進み、一糸乱れぬパフォーマンスで「MVSK」を披露。パフォーマンスだけではなくメンバーの豊かな表情にも観客は心を奪われていた。
そしてメンバーそれぞれの魅力を見せるユニットステージでは、Kep1erが誕生した韓国のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」(通称:ガルプラ)で愛された、
「Snake」(ユジン・シャオティン・マシロ・チェヒョン・ヒカル)、「U+Me=LOVE」(ダヨン・ヒュニンバヒエ・ヨンウン・イェソ)を2チームに分かれ披露。
イントロから一段と大きな歓声が沸き起こったガルプラのシグナルソング「O.O.O (Over & Over & Over)」はKep1erとして9人で披露した。
ユジンが「あの頃よりみんなさらに成長した気がします。私たちの始まりの曲なのでずっと大切に歌っていきたいと思います。」と伝えると、会場全体が温かい空気で包まれた。
その後は「Another Dream」「Rewind」をしっとりと歌い上げ、感謝の気持ちをKep1ianに届けた。
ライブ中盤に差し掛かりリゾート感ある衣装に着替えたメンバーは、それぞれ手書きのメッセージで気持ちを込めた紙飛行機を客席へ飛ばしてプレゼント。
そして「LE VOYA9E」、「Daisy」、「Dreams」を披露した。
一際会場が大きく湧いていたのがダークな世界観とパワフルなダンスで魅了した「THE GIRLS (Can’t turn me down)」、
そして今ツアーのためにスペシャルバージョンで準備をした韓国デビュー曲「WA DA DA」だ。エネジー溢れるパフォーマンスに、チェヒョンの「兵庫―!楽しんでますか?盛り上がりましょう!」のかけ声で会場の盛り上がりは最高潮に。
ここから怒涛のセットリストで畳みかけ、最新曲「Giddy」、「Back to the City」、日本デビュー曲「Wing Wing」、そして最後に<FLY-BY>のタイトル曲である「I do! Do you?」を披露し、Kep1erらしい爽やかでエネルギッシュなステージで盛り上げた。
アンコールではファンが一体となって「Daisy」を歌うサプライズに感激するなか「Attention」の文字を風船で作り、メンバーが一文字つづ持って登場。
この楽曲のみスマホでの撮影が許可されており、ファンにより近いところで客席を練り歩き、ファンとの交流を楽しむ姿も見られた。
これまでの公演と同じく記念撮影を行った後に、さらなるサプライズが。
会場が突如暗転し、スクリーンに映像が映し出された。それは今ツアーに参加した各会場のKep1ianからKep1erのメンバーへの愛溢れるサプライズメッセージ。
映像を見たメンバーは涙があふれ出してしまった様子で号泣。
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