バンド「Autumn Vacation」出身のボビー・チョン(Bobby Chung)が最高裁に行く。
9日、法曹界によると、検察は1日にソウル西部地方裁判所刑事告訴1部が言い渡した罰金300万ウォン(約32万円)の判決を不服とし、8日に上告状を提出した。これによりボビー・チョンは最高裁に行くことになった。
これに先立ち1日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなど利用撮影)、暴行の疑いなどで起訴されたボビー・チョンは、罰金300万ウォンを言い渡された。
同日、裁判所は1審で有罪と判断した性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反に対して、「有罪と認める証拠が不足している」と判断した。ボビー・チョンは同日釈放された。
これに先立ち2019年7月、ボビー・チョンは20歳の歌手志望生であり恋人だったA氏の身体部位を不法撮影した容疑で起訴された。当時、ボビー・チョンに性的暴行、不法撮影されたと訴えたA氏は極端的な選択(自死)をした。
ボビー・チョンは2020年7月から9月までB氏を暴行し、不法撮影した容疑で起訴された。これに昨年12月、ボビー・チョンは懲役1年の実刑に、40時間の性暴力資料プログラム履修および児童青少年障害者に関連する機関への就業制限命令を受け、法的拘束された。
しかしボビー・チョンは控訴審で罰金刑を言い渡され摘発された後、ブログに「警察の調査を通じて告発内容がすべてまったく事実ではないという点を落ち着いて明らかにしてきた」と文を残した。
それとともに「故人の冥福を祈る。遺族および親戚の方に哀悼の意を表する。近いうちに誤解と偽りがすべて晴れ、事件の真実と私の無念さが明白に明かされると思う」と伝えた。
一方、ボビー・チョンは1995年にバンド「Sister’s Barbershop」のギタリストに合流し、その後2009年に混成2人組「Autumn Vacation」としてデビューしたが、事件後に解散した。
WOW!Korea提供