“飲酒運転および運転手すり替え疑惑”Eru、初公判で母親の認知症と海外での功労面で考慮を要求…善処訴え


歌手テ・ジナの息子で、歌手で俳優のEru(イル)の初公判が行われた。

1日、ソウル西部地裁刑事11単独のチョン・インジェ部長判事の審議で犯人逃避ほう助、飲酒運転ほう助、道路交通法上飲酒運転及び速度超過など計4つの容疑で起訴されたEruの初公判が進行された。

この日Eruは、白のTシャツにブラックスーツを着て、固い表情で裁判所に到着した。Eruの弁護人は、「Eruは容疑を認めて反省している」とし、「飲酒運転及び交通事故による被害は発生していない」と善処を訴えた。

続けて、「Eruは事件の調査からまじめに臨み、全ての犯行を自白している点、インドネシアで人気を集めて功労がある点、母親が認知症を患って点を考慮してほしい」とつけ加えた。

最終弁論では、「起きてはいけないことが起きてしまって、申し訳なく思っている。今後反省して、このようなことが2度と起きないようにする」と頭を下げた。

その後、裁判所を去るEruに対し、取材陣は再び質問攻めにしたが、何の言葉も発せずマネージャーが準備した車に乗って現場を去った。

先立って、Eruは昨年9月、ソウル・ヨンサン(龍山)区のある飲食店で女性プロゴルファーA氏と酒を飲んだ後、飲酒運転で警察に摘発されるとすぐに、自分が運転したことにして口裏を合わせようと言ったA氏に同調した疑いを持たれている。

また昨年12月には、酒を飲んだ知人に自分の車のキーを渡して駐車場で飲酒運転をさせた疑い、飲酒交通事故を起こした疑いなどにも問われている。

WOW!Korea提供

2023.06.01