韓国ガールズグループ「少女時代」の元メンバー、ジェシカが設立したファッションブランド「BLANC ＆ ECLARE」本店が、入店していたビルとの訴訟の末、裁判所から強制執行処分を受けたことが分かった。
25日、韓国法曹界によると、ソウル中央地裁執行官は前日、「BLANC ＆ ECLARE」に対する強制執行を実施した。強制執行とは、司法上の義務を履行しない者に対して国家が強制権力でその義務履行を実現する手続きのこと。
「BLANC ＆ ECLARE」側は2021年12月に入店していたソウル・カンナム（江南）区にあるビルオーナーから訴訟を起こされた。理由は賃貸借契約に伴う月額賃料の未納だ。
同訴訟は昨年6月、裁判所の和解勧告決定で終結した。和解勧告決定とは、当事者双方の合意のため、裁判所が請求趣旨にずれない範囲内で和解するようにする手続きのこと。
しかし、「BLANC ＆ ECLARE」側が最近、こうした条件を守らなかったことが伝えられ、裁判所は執行文を送付後、24日に強制執行に踏み切ったかたちだ。
「BLANC ＆ ECLARE」はジェシカが2014年「少女時代」脱退後に設立した会社で、ジェシカの恋人である韓国系米国人事業家タイラー・クォン氏が代表を務め運営している。
WOW!Korea提供
