俳優キム・ウビンは誰よりも深かったです。広くなり、ゆとりができました。2017年に鼻咽腔がんの診断を受けて2年余り闘病していた彼が、病気を克服して得たのは「当たり前のことに対する貴重さ」でした。彼はすべてに感謝することにしました。
「休息中に本当にたくさんの応援と力をもらいました。その中で『ウビンさん、私もがんだったが今はとても元気だ。だから心配しないで』という言葉に本当に大きな力をもらいました。時々インターネットで検索すると、良くない話もあって傷つきもしましたが、ブログで気分が回復して元気に生きている患者さんたちの文を見ると本当に力が出ました。家族以外にも存在だけでも力になる人がいるということをその時感じました。私も今後さらに健康管理をうまくやりながら、自分の位置でやるべきことを一生懸命やるなら、鼻咽腔がんの患者さんたちも絶対に見て希望を持たないだろうかと思います。他の人たちも健康になってほしいです」
2008年のソウルファッションウィークでデビュー後、俳優に転向してもう15年目だ。その時と今の違いを痛感しているといいます。
「どうしても人見知りをする方なので、新しい人と作業するのが困難でした。今はその時よりずいぶん慣れました。また、どうすればもっとうまくできるかを悩みましたが、今では『うまくやろうと思わず演技しよう』と考えています。すればするほど難しいのが演技だと思います」
彼の人生は「闘病」を克服した後、さらに多彩になった。自分自身を愛する方法について深く考察したといいます。
「休息しながら過去の時間をしっかり振り返りました。以前は私にとって仕事が全部で、私の人生がほとんどなかったというのが本当に残念でした。『もし病気の前に戻ることができたら、本当に私を探さなければならない』ととても考えました。だから今は私の人生がもっと重要です。演技は職業であり、できるだけ私の人生の日課を壊さないようにしています。病気の前には私が世界で最も健康であると思い、他人の栄養剤は準備してあげても、私は何も飲まなかったんです。当たり前のことを一度失ってみると、健康がどれほど大切なのかが分かりました。みんなが幸せで元気に暮らして欲しいという思いもとても大きくなりました」
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