2002年サッカーワールドカップの韓国代表の成績を知っていたドジュンは、これを利用してマーケティングを始めた。ところがヤンチョルはドジュンの金融持株会社社長の任命を反対する世論をなだめるため、スンヤン自動車売却を決定した。「代表チームがベスト4に進出したら私の言うとおり、スンヤン自動車を絶対に売らないという賭けをしよう」とドジュンが頼んだが、ヤンチョルは「へたなことを言う子じゃないが私がかわいそうだ。うちの子の中で私のことを考えてくれるのはドジュンしかない。遺言状を書き直さなきゃ」と言った。
驚く成果を上げたドジュンは、すぐにヤンチョルに伝えようとしたがヤンチョルは倒れてしまった。遺言状が修正されたと聞いたドンギ(チョ・ハンチョル)は「遺言状でまで息子たちを裏切るのか。父さんは本当に素晴らしい」と怒ったが、ドジュンに一銭も残さないという内容に驚いた。「おじいさんはなぜ僕にスンヤンをくれると言ったのだろうか。おじいさんにとって僕は何だったのだろうか。地獄の果てまでも追いかけて聞きたい」と吐露するドジュンは、ヤンチョルの病室に行っても「おじいさん、賭けは僕が勝った」としか言えなかった。その瞬間、ヤンチョルは息を引き取った。
ピルオク(キム・ヒョン)がドジュンから経営権を守るためにわが子に借名株式を譲ろうとすると危機感を抱いたユンギ(キム・ヨンジェ)はドジュンに「防犯カメラの映像を公開して遺留分減殺請求訴訟をしよう」と提案した。ところがドジュンは「父さんはチン家に合わない人だと思っていたが…」と失望しながら防犯カメラの映像を削除した。
ファランを家宅捜索したミンヨン(シン・ヒョンビン)が命を脅かされるとドジュンはピルオクのところへ行き、「ソ・ミンヨン検事は借名口座ではなく殺人教唆事件を追っている。ソ・ミンヨン検事に危害を加えるな」と警告した。
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