香港の人気モデル兼インフルエンサーのアビー・チョイさん(28)が切断遺体で発見された事件で、捜査が進むほどにその残酷さが浮き彫りとなっている。
アビー・チョイさんの頭や肋骨の一部が新たに発見されたとサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が27日、報道した。
彼女を殺害した容疑で、元夫アレックス・クウォン(28)も起訴されたことが伝えられている。
これを前に現地警察は24日、アレックス・クウォンの父親クウォン・カウ(65)と母親(63)、兄アンソニー・クウォン(31)の3人を殺人と遺体棄損および遺棄容疑で逮捕した。翌日には香港を去ろうとしていた元夫アレックス・クウォンを逮捕。彼は当時、400万香港ドル(約6900万円)相当の金品を所持していたという。
警察は元夫の父親と兄はアビー・チョイさんを殺害した容疑で、母親は捜査を妨害した容疑でそれぞれ起訴したと説明。警察はまた、26日にも5人目の容疑者を逮捕したことを明かした。
警察は「犠牲者と元夫家族が大規模の金銭問題で争っていたと見ている」と明らかにした。ある警察幹部は「彼女の財政運用方式に一部は不満を抱いたことが原因だ」と述べた。遺体の一部が見つかった住宅は数週間前に借りられ、家具が配置されてなかったことから、遺体を破損する目的で借りられたものだったと見られている。
アビー・チョイさんは最近、モナコのファッション誌「L’Officiel」インターネット版の表紙を飾るなど世界のファッション界で注目を浴びていた。パリのファッションウィークにも招待されるほどだった。SNS活動も活発で、Instagramのフォロワーは10万人を超えている。
元夫との間に2人の子どもがいたが、現在は故人の母親が面倒を見ていることが伝えられた。
WOW!Korea提供