韓国でうその診断を使った兵役不正がスポーツ界に続き、芸能界にまで広がっている。
キョンヒャン(京郷)新聞は、兵役不正の容疑で拘束されたブローカーが有名人や法曹界の子息の身体等級も下げたと広報しながら、アイドルラッパーAの兵役等級の調整についても言及したと報じた。
ブローカーは、てんかんなどの疾病症状と虚偽の診断をして兵役義務者に兵役免除または兵役等級が調整されるようにし、1億ウォン(約1000万円)を超える金を授受した疑いがもたれている。
これを通じて、兵役等級が減免された依頼人は、スポーツ選手、高位公職者の子息など70人から100人ほどに至るとみている。特にブローカーは広報の際に有名アイドルラッパーAの名前まで出していたと伝えられている。
ブローカーは、兵役逃れに関する相談を受けながら「ラッパーのAも私を通じて4等級になった」と言及していたという。Aは軍入隊を理由に昨年5月、バラエティー番組を降板して同年9月に復帰。その後10月に「健康上の理由」で社会服務要員として入隊した。
Aの所属事務所はSPOTVnewsと連絡が取れず、無言を貫いている。
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