≪今日のK-POP≫Tei(テイ)の「この小説の終わりを書き直そうとする」 エモーショナルな歌声が心に切なく響く


一日一曲、今日の名曲を紹介します!
今日の一曲は、Tei(テイ)の「この小説の終わりを書き直そうとする」。

12月28日にリリースされた「Memories Project 2」の曲です。このプロジェクトは、2人のアーティストがお互いの曲の中で特別な記憶が込められている曲をそれぞれの色で再解釈してリリースするもの。11月24日にハン・ドングンがTeiの名曲「同じ枕」(2007)をカバーし、今回Teiがハン・ドングンの2014年に発表したデジタルシングルアルバムのデビュー曲を歌いました。

「時計が反対にまわっている テレビの中の映画が巻き戻されている 振っていた雨水がのぼっていく 忘れた記憶が戻ってきている」、「運命のような出会い とても辛い結末 私はこの小説の終わりを書き直してみようと思う 私の一冊の愛のラストシーンには君がいなければならない」と、ハッピーエンドで終わることができなかった恋に対する切なさを表現しています。

原曲はアコースティックギターのあたたかみのある音色に乗せて、ハン・ドングンの儚くも切ない歌声が印象的ですが、Teiのリメイク版はピアノとストリングスがメインの叙情的なサウンドが印象的。Tei特有の訴えかけるようなエモーショナルな歌声に心揺さぶられます。
原曲とカバー曲を比較してみると、まったく違う雰囲気なので、ぜひ聞き比べをしてみてください。

<プロフィール>
Tei(テイ)
2004年に1stフルアルバム「the first Journey」の「愛は香りを残して」でデビュー。デビュー曲がヒットしてその年の韓国ゴールデンディスクアワードで新人賞を受賞。その後もヒット曲が続き、ドラマOSTにも参加、ミュージカル界でも活躍中。

WOW!Korea提供

2022.12.28