「会見レポート」2023年にディズニープラス スターで配信決定!キム・ヨングァン×イ・ソンギョン共演!『コール・イット・ラブ(原題)』韓国のロマンス職人たちが作り上げる、2023年注目の愛のドラマとは?

2023 年にディズニープラス スターで配信決定!
キム・ヨングァン×イ・ソンギョンで贈る、真実の愛の物語『コール・イット・ラブ(原題)』キム・ヨングァン、「ドンジンとしてウジュ(イ・ソンギョン)を見た時、“これは惚れてしまうよな”と思いましたね」ロマンス職人たちが作り上げる、2023年注目の愛のドラマとは?

11 月 30 日、12 月 1 日にシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで行われた「ディズニー・コンテンツ・ショーケース 2022」。劇場公開予定作品に加え、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」で配信予定の APAC(アジア太平洋地域)向けのオリジナル作品など、12 月以降に公開される 50 を超えるタイトルが発表された。
イベント 2 日目となる 12 月 1 日には、本イベントで解禁となった来年配信予定の韓国ドラマ『コール・イット・ラブ(原題)』の記者会見が開かれ、イ・グァンヨン監督、主演を務めるキム・ヨングァン、イ・ソンギョンが登壇。ドラマの魅力を PR するとともに、集まった記者たちの質問に答えた。

本作は、父親の再婚相手に全てを奪われたヒロインのウジュ(イ・ソンギョン扮)が、再婚相手に復讐しようとする中で彼女の息子ドンジン(キム・ヨングァン扮)と恋に落ちるというヒューマンロマンス。温かくてリアリティのある物語を丁寧に描くことに定評のあるイ監督。本作も、そのリアリティさが見どころの一つだ。
「すべての人が共感できるリアリティのあるストーリーなので肩の力を抜いて観ることができると思いますし、共感していただけると思います」とイ・ソンギョン。
イ監督も、「一目惚れから始まるような特別で華やかなエピソードがあったりする恋愛ではありませんが、徐々に「これが愛なのだ」と気づいていくような、ゆっくりと沁みこんでくる作品です。撮影をしながら、キム・ヨングァンさんに“こういう時代だからこそ、共感と癒しを与えるドラマが必要だと思う”という話をしたんです。若い方はスピーディーな展開のドラマが好きな方が多くいらっしゃるので心配もありましたが、事前にドラマをご覧になった方からは、ゆっくり進んでいくからこそ、没入感があり楽しく見られるという声もあったので、安心しました」と語った。
キム・ヨングァンとイ・ソンギョンは、これまで様々な恋愛作品をヒットさせてきたこと
から「ロマンス職人」と呼ばれている。本作でもその“ロマンス職人”っぷりは健在だったようで、イ監督も「編集室で、”二人は付き合っているんじゃない?”という言葉が出てくるくらいでした」と笑顔。「撮影をする間に、二人とも恋に落ちたような目に変わっていくのが感じられました。不思議だったのはドンジンがウジュを好きになった瞬間からは、私たちもウジュがかわいく見えてきたこと。ウジュは毎日同じカバンを背負ってノーメイク姿なのに、“恋をしている目”で見つめられると、こちらまで恋してしまって。不思議な経験でした」と付け加えた。
互いの演技について感想を聞かれた二人は、「イ・ソンギョンさんとは普段から仲のいい間柄。でも、撮影する中で、これまで知らなかった姿をたくさん観ることができました。とても成熟していて、ドンジンとしてウジュを見た時、“これは惚れてしまうよな”と思いましたね」(キム・ヨングァン)、「(キム・ヨングァンさんは)不思議なくらいドンジンでした。おかげで、私が役に入り込むために何か特別な準備をする必要はありませんでした。ちょっとしたシーンでも息を合わせるためにたくさん悩んで、大切に演じている姿を見て、多くのことを学ぶことができました」(イ・ソンギョン)とコメント。互いに賞賛し合う姿に、信頼関係が感じられた。



現場でスタッフたちが作り出す空気感も、二人の演技の助けになったようだ。イ・ソンギョンは「私たちが演技しやすいようにと、多くの方が雰囲気づくりに気を遣ってくださいました。おかげで、現場で安心してウジュとして過ごすことができました」とスタッフたちに感謝。キム・ヨングァンも「僕もソンギョンさんと同じように感じました。僕たちが役柄に染まることができ、ドンジン、ウジュとして生きることができたのは、現場の雰囲気のおかげだったと思います」と述べた。

終盤には、「現実で“愛の始まり“を感じる瞬間は?」という質問も。

この質問にまずマイクをとったのはイ・ソンギョン。「愛というのは、一目惚れのようなはじまりもあると思いますが、多くは、気づくと相手のことを意識していて、いつの間にか好きになっているというものではないでしょうか。だからこそ、そういう愛を描く本作にリアリティを感じるのだと思います」と回答。横にいたキム・ヨングァンも大きくうなずき、「は瞬間的にわかるものではなく、後で思い返したときに”ああ、あの時始まったんだな“と気づくものではないでしょうか」と語った。

(2ページに続く)

2022.12.19