女性歌手テヨン(少女時代)など被害者がおよそ3000人に達する不動産詐欺事件を起こした大型の企画不動産グループの経営陣が、再び検察に送致された。
28日、ソウル・スソ(水西)警察署は、A企画不動産グループの経営陣および関係者およそ20人を特定経済犯罪加重処罰法上詐欺と農地法違反容疑で去る24日、再度送致したと明らかにした。ソウル中央地検は昨年12月3日、警察に当該事件に対する補完捜査を指示した。
企画不動産による詐欺は、「開発制限がない」または「すぐに制限が解かれる」とだまし、土地の持ち分を不特定多数に高額で売る詐欺手法だ。
Aグループの関係者およそ20人はソウル、キョンギ(京畿)、カンウォン(江原)の土地などを開発可能だとだまし、およそ3000人から土地の売買代金2500億ウォン(約250億円)相当を受け取った疑いがもたれている。この企業は、土地が開発不可区域であるにもかかわらず、「非公開の内部情報がある」と被害者たちをだましていたと報じられた。
同事件の被害者の中には、アイドルグループ「少女時代」メンバーのテヨンが含まれているという事実も明かされ、話題になった。テヨンの家族は、Aグループから京畿道・ハナムシ(河南市)の土地を購入したことがわかった。これと関連し、テヨンは昨年10月28日、投機目的ではなく「家族が住むために購入した」と立場を明かしていた。
WOW!Korea提供