【ゲネプロレポート】ヨンミン&クァンミン(元BOYFRIEND)、ウォンシク(元APEACE)など出演舞台『ろくでなしコーラス』ゲネプロ 11月1日(火)浅草花劇場

2021年11月1日、初日を翌日に控えた舞台『ろくでなしコーラス』のゲネプロが、浅草花劇場にて行われた。
本舞台は、それぞれ悩みや事情を抱えた女装した男たちが集まる場末のバーが舞台で、ひょんなことからママさんコーラスに参加することになる彼ら(彼女ら?)の葛藤がコミカルに描かれている作品。
今回の出演は、バーのママ役に高橋龍輝、義理の娘を育てるアキラ役にHEOHEON(SONGFOREST)、つらい過去の経験から心を閉ざしているアンジェ役にヨンミン(元BOYFRIEND)、秘密を持ったバーのボーイ役にクァンミン(元BOYFRIEND)、ちょっと空気の読めないムードメーカー、レパード玉鹿役にKimMyungsoo(SONGFOREST)、ボイストレーナーの安西先生役にウォンシク(元APEACE)、他にも借金取りに追われるフリーターコッペ役に國島直希、アキラの義理の娘役に牧野澪菜が出演する。



この作品は、劇中に歌もダンスもありミュージカル風(?)スポコンママさんコーラスになっていて客席を巻き込んで盛り上げれる演出になっている。
BGMにあおられステージが明るくなると、ママさんコーラスの大会の受付のシーンから始まる。エントリーと違うメンバーが勢揃いしていて受付ではもめている様子。
集まったのは男たち、、、女装している人もいるが明らかにママさんではない人たち。ストーリーは、なぜママさんコーラスの大会に彼らが出演することになったのか、どうしても出演したい彼らの奮闘とそれぞれの抱える悩み、問題は解決できるのかがキーとなっています。


始まりから、なんといってもママ役を演じる高橋龍輝とアキラ役のHEO HEONのテンポの良い会話のキャッチボールにどんどん引き込まれていく。ギャグもちょっと下品なセリフも二人のテンポのいいやり取りで爆笑してしまう。高橋龍輝の頼りがいのある貫禄のあるママぶりは流石!HEO HEONも流暢な日本語とくるくると変わる豊かな表情で楽しませてくれる。KimMyungsoo演じる玉ちゃんはいつでもHappy。とにかくかわいらしいくて見ているほうが口元が緩んでしまうほど。そして、アンジェ役のヨンミンは出てきた瞬間から客席からため息が出るほど美しい。ちょっとクールな感じが美しさをさらに強く感じさせる。

ヨンミンの双子の弟、クァンミンはバーのボーイ役を伝説のスタージュリーのポーズでバーにいる落ち込んだゲイたちの気分をアゲている。
またもう一人韓国キャストのウォンシクは、今回が初舞台とは思えない堂々とした演技で、過去のトラウマを抱えているボイストレーナーの安西先生をのびのびと演じていた。
今回の見どころはなんといっても女装。女性顔負けの美しさにため息がでる。それにプラスして観るものを楽しませてくれる歌とダンス。みんなで歌って踊るショータイムはまるでライブのようで思わず手をたたいたり一緒に手を振ったりしてしまうくらい客席も一緒に楽しめる舞台になっている。
コメディ舞台ならではのテンポのよさとで引き込んでいくこの舞台だが、最後には思わず涙が出てしまう胸が熱くなるシーンも!

こんなご時世だからこそ、心から笑えて涙を流してすっきりできるこの舞台『ろくでなしコーラス』に是非足を運んでいただき楽しんでほしい。
11/2(水)~11/6(日)まで浅草花劇場で上演されるこの舞台は、リピーター特典として、来場回数に応じて生写真やサイン入りポス隊、キャストの動画撮影権等がもらえるスタンプラリーも実施。何度観ても楽しめるこの作品で、スタンプラリーも併せて楽しめる。更に鑑賞済チケットを提示すると当日券が割引で購入できるリピーターチケットの販売もあるので、1度だけではなく是非何度でも観てほしい舞台となっている。

【ヨンミンコメント】
とにかく楽しい作品です。このようなご時世だからこそ、気軽に来て楽しんでくれたらいいなと思います。是非観に来てください。
【ウォンシクコメント】
今回この役を演じるにあたって、自分の演技で迷惑をかけないか心配でしたが、それぞれのストーリーがある作品で、楽しいだけじゃなくて、それぞれの心の傷や悩みあって、それを解決していく感動もある作品です。是非何度も観てほしいと思います。

(2ページに続く)

2022.11.02