韓国のYouTubeチャンネル「最近の子たちの私生活」は、KBSが自分たちのコンテンツを盗作して番組を作ったと主張し、法的に対応すると宣言した。
KBSを相手に訴訟に出たYouTubeチャンネル「最近の子たちの私生活」は、2017年9月から始まったチャンネルで4万人以上の登録者を持つ。
YouTubeチャンネル側は今月19日に掲載した映像を通じて、先月25日にソウル中央地裁にKBSと番組の責任者を相手に不正競争防止法違反による損害賠償および信用回復を請求する訴状を提出したと明らかにした。
YouTubeチャンネル側は、ことし6月に掲載した映像を通じて、KBSのバラエティ番組「最近の子たちは怪しい」のタイトル、ロゴデザイン、コンセプトなどが自分たちのコンテンツと類似しており、盗作疑惑を提起していた。
YouTubeチャンネル側は「KBSに盗作を認めることと謝罪を要求したが、今までまともな回答が得られていない」とし、提訴したきっかけを明かした。
盗作疑惑に対してKBSはことし6月に「特定のYouTubeチャンネルを盗作したという一部の主張は事実ではない」という立場を出し、固有の創作物であることを強調していた。タイトルに使用された「最近の子たち」については「すでに多くの本や新聞、番組で慣用的に使われている単語だ」とし、YouTubeチャンネル「最近の子たちの私生活」のまねではないと釈明した。
KBSの関係者は24日、イーデイリーとの通話で「独自のフォーマットで放送したという制作陣およびKBSの立場には変わりない。訴訟の場合、内部検討を持った後に対応する」と述べた。
KBSのバラエティ番組「最近の子たちは怪しい」は今月10日に12回の放送を終了した。
WOW!Korea提供