裁判偽証容疑がもたれている韓国俳優リュ・シウォンの前妻A氏が、検察より罰金100万ウォン(約11万円)を求刑された。
28日午後、ソウル中央地検で開かれた裁判で検察は「原審を破棄してほしい」として、A氏に対してこのように求刑した。
この日、A氏の弁護人は「追加された質問があったとしたら、回答を修正する機会があったはず」とし、「本来の質問が誤ったものとして、虚偽事実を証明するための回答であると断定することはできない」と主張した。
これにA氏は「証人として証言台に立ち、宣誓した後、事実だけを話した。偽りは述べていない。私の気持ちをわかってほしい」と訴えた。
A氏は1審で、アパートの防犯カメラを確認した部分について偽証が認められるとし、罰金70万ウォン(約8万円)が言い渡された。検察側が求刑した罰金100万ウォンより少ない額だ。検察とA氏は双方共に判決を不服とし、控訴状を提出していた。
リュ・シウォンと前妻A氏は2010年に結婚し、一女をもうけた。しかし2012年3月、A氏が離婚訴訟を申請したことで、事態はドロ沼化。結局2人は去る1月、離婚訴訟を開始してから約3年後、離婚成立となった。
その間、2013年5月にA氏はリュ・シウォンを暴力、脅迫および位置追跡の容疑などで告訴し、リュ・シウォンは罰金700万ウォン(約77万円)が言い渡された。しかし、A氏の法廷での発言が問題となり、A氏は偽証容疑で起訴された。
一方、ようやく訴訟から解放されたリュ・シウォンは、複数の番組より出演オファーを受けていると伝えられた。
WOW!korea提供