国防長官、「BTS」兵役問題に言及 「軍で練習する機会与え、海外公演も可能な方法を」

韓国国防部(部は日本の省に相当)は人気ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」の兵役問題と関連し、「軍に来ること(入隊すること)になっても、軍で練習する機会を与えて、海外公演日程があったとしたら公演できるようにする方法があると判断している」と述べた。

国防部のイ・ジョンソプ長官は1日、国防委員会の全体会議で「BTS」の兵役免除検討に関して「国民の力」所属ソン・イルジョン議員が質疑すると、「公正性と公平性、兵役志願減少など原則的な問題を乱さない範囲で解決する方法、そして強調された『国益次元で彼ら(BTSメンバー)が引き続き公演できるような機会を与えるべきではないか』ということについては、われわれも方法があると考えている」と回答。

そのうえで、イ長官は「軍に来ること(入隊すること)になっても、軍で練習する機会を与えて、海外公演日程があったとしたらメンバーらが一緒に公演できるようにする方法があると判断している」とし、「多くの人たちが、服務すること自体を高く評価する傾向があるため、むしろそれ(入隊)が彼らの人気において”プラスに作用する可能性”もあると見ている」と付け加えた。
同件について、イ・ギシク兵務庁長も「さまざまな側面で検討している。代替服務という全体的なツールの中で見ている」と回答。

加えてイ兵務庁長は、他の分野と比較し大衆文化芸術人に対する兵役特例(免除)に関して「公平性という部分においては兵役代替服務が既存にあることと、大衆文化芸術人をまた追加することは全体的な兵役特例に対するツールを壊す可能性があるため、慎重に検討している」としながら、「今後は、このような代替服務を減少させるために努力していく」と述べた。

WOW!Korea提供

2022.08.01